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12月14日-28号

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  1. 岡崎市議会 1994-12-13
    12月14日-28号


    取得元: 岡崎市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-19
    平成 6年 12月 定例会             午前10時開議 ○議長(河澄亨君) 出席議員が定足数に達しておりますので、ただいまから会議を開きます。 本日出席を求めた理事者は、市長初め関係職員であります。 なお、本日の議事日程は、お手元に配付の印刷物により御承知願います。-------------------------------------- ○議長(河澄亨君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において、11番 鈴木雅美君、30番 小林邦夫君の御両名を指名いたします。-------------------------------------- ○議長(河澄亨君) この際、福岡中学校生徒の自殺に関し、議員各位より緊急質問の申し出もありましたが、教育長より報告したい旨の申し出がありますので、発言を許します。 教育長。 ◎教育長(伊豫田壽夫君) それでは、議長のお許しを得ましたので、福岡中学校の自殺の問題について経過を報告させていただきます。 12月13日(火曜日)午前9時ごろ、福岡中学校1年A君が、父親の経営する工場内で遺体で発見されました。日ごろから命の大切さを訴える中、このような事件が起きましたことは、まことに遺憾にたえません。 昨日と本日の朝の段階での学校、家庭、警察との連絡の中では、自殺の原因はわかりません。10月ごろ、友達とのいざこざで本人がけがをする事件がありましたが、このことは、双方の両親が話し合い、決着しております。このことが自殺につながっているかは、はっきりしておりません。警察の調べを待って、原因についての対応をしたいと思っております。 今後も、学校、家庭、関係機関との連携を強め、いち早く福岡中学校が正常な学校生活を送ることができるようにしたいと思います。 また、全小中学校への指導についても、県教委との連携のもと、一層行き届いたものにしていきたいと思います。 なお、今後新しい事態が生じた場合には、議会の方へ報告させていただきたいと思います。 なお、最後になりますけれども、幼い命を絶ったことを思うときに、心痛耐えがたいものがあります。私は以後、命のとうとさを知る人間、人の痛みのわかる人間、自分が生かされている人間である、そういうことを教育の理念といたしまして、一層教育の充実に努めてまいりたいと思います。 あわせ、いじめの根絶については、ここで鋭意努力することをお約束して、経過報告といたします。 ありがとうございました。-------------------------------------- ○議長(河澄亨君) 日程第2、認定第1号「平成5年度岡崎市の一般・特別会計の決算の認定について」外2件を議題とし、特別委員長の報告を求めます。 33番 福尾 正君。     (33番 福尾 正君 登壇) ◆33番(福尾正君) 皆さん、おはようございます。 ただいま議題となりました平成6年認定第1号「平成5年度岡崎市の一般・特別会計の決算の認定について」、同じく認定第2号「平成5年度岡崎市病院事業会計の決算の認定について」、同じく認定第3号「平成5年度岡崎市水道事業会計の決算の認定について」、以上3件について、決算特別委員会における審査の結果及びその概要について委員長として御報告を申し上げます。 本委員会は、去る9月27日に開会し、まず正副委員長の互選を行い、委員長に福尾 正、副委員長に柵木 誠君が互選されました。 続いて、審査日程について協議した結果、本委員会は、9月27日、9月30日、10月5日、10月6日、10月12日の5日間にわたって審査することとし、市長初め関係部課長及び監査委員の出席を求めて開催いたしました。 決算認定3件の審査に当たっては、担当部長から当該年度の執行結果の概要、代表監査委員からは決算に関する監査の概要について説明を聴取いたしました。 次に、これらの説明に対して総括質疑を行った後、決算書に基づいて質疑を行い、意見表明、採決の結果、認定第1号、第2号は、いずれも賛成多数をもって認定、認定第3号は、賛成全員をもって認定すべきものと決しました。 ここで、本委員会において委員から述べられました認定の可否に関する意見の大要を申し上げます。 まず、認定第1号「平成5年度岡崎市の一般・特別会計の決算の認定について」は、認定を否とする意見として、「深刻化する不況の影響と国庫補助負担率の引き下げ及び一般財源化、地方債の増発など、地方行財政は、地方自治体と住民の暮らしへの犠牲の押しつけである。 また、市単独事業の占める割合は、ごみ処理施設リサイクル施設など大型補助事業の補正があり、85.3%に達し、市債は66億3,840万円と、予算時の1.7倍余の起債となり、市財政に大きな影響を与えていることは許されない。 一方、市民税の個人の占める割合は80.6%、法人の占める割合は19.4%となり、法人市民税は20%を割り、少なくなっている。 なお、固定資産税は増収で、普通税に占める割合は36.5%に達し、都市計画税と合わせて庶民には過酷な税となっている。 また、生産緑地制度は、重税だけでなく、都市型洪水の原因にもなっているし、国民健康保険については、市民の負担がふえるばかりで、予算執行など問題があり、認定はできない」とあり、 次に、認定を可とする意見として、「一般会計の決算実質収支額は6.9%の増、17億7,700万円の黒字であり、特別会計においても2億4,340万円余の黒字となっている。したがって、各会計ともおおむね適切に処理され、事業も着実に成果を上げており、評価する。 国の景気浮揚対策で補助金の追加措置等、必要不可欠の要素も多々あるが、予算の範囲内においては、年度内に完成するよう努力することを要望する。 なお、国保会計の滞納未収金9億円余、不納金9,400万円余となっているが、引き続き徴収率の向上に努めるよう要望して、認定に賛成をする」。 また、「西三河の中核都市としての都市基盤の整備と市民ニーズの先取りをした健康で住みよいまちづくりに力を入れた予算であり、執行に当たっては、福祉会館及び都市計画道路中学校用地取得など多くの主要事業の推進、教育施設の整備充実等市民生活に密着した施策の推進に努め、成果を上げたことに対しては、評価する。 しかし、大学設置問題早期決断、生涯学習、“ハイコン21”及びごみ減量化リサイクル等の年次計画の目標が定まっていないなど、指摘がある。 なお、下水道会計につきましては、市民の要望も多く、本市最大の行政課題であり、流域下水道の整備促進に努力するよう要望し、認定に賛成をする」。 また、「景気対策として、中小企業事業資金及び商工業振興資金預託額増額を初め、リサイクル施設建設駐車場案内システム及び健康福祉センター用地の取得等、いずれにおいても市民生活に密接に関係のある諸施策が積極的に推進されたことは、適切な執行の努力成果であると評価する。 なお、景気低迷が予測される中、限られた財源の重点的かつ効率的な配分に徹し、弾力ある財政堅持に努力されることを要望し、認定に賛成する」と、それぞれ意見を述べられました。 次に、認定第2号「平成5年度岡崎市病院事業会計の決算の認定について」は、認定を否とする意見として、「新病院建設のため、黒字経営が望まれている中で、経費の節減及び研修費の市費繰り入れなどの努力がされていることは評価する。 しかし、現況は、以前と比べ一応休みなどをとりやすくなったが、ヘルパーやバイトを合わせた体制であり、それらの人たちは夜勤ができないため、準夜、日勤があるなど、基本的にはまだ解決をしていない。なお、今後も一層の努力改善を期待する」とあり、 次に、認定を可とする意見として、「病院事業会計は、平成10年度新病院建設という大事業を控え、経営に努力されていることは敬意を表する。 なお、5年度決算もおおむね順調であり、引き続いて快適に市民が生活できる医療の向上に努力していただくよう要望して、認定に賛成をする」。 また、「本年度は、病棟改修工事等、施設及び機器115点の整備を図り、診療体制の充実に努められており、評価する。 業務実績は、入院・外来延べ患者数は、前年度比553人、0.1%減となっている。しかし、総収益は8.1%増の109億6,389万円余で、総費用は6.2%増、109億3,272万円余で、経営収支は3,117万円余の純利益となっており、前年度からの繰越欠損金1億2,068万1,000円を差し引きますと、8,950万円余の未処理欠損金が生じているのも現状である。 また、新市民病院においては、患者中心を考え、グレードの高い病院を目指していただきたい。 なお、今後も厳しい状況が予想されますが、医療サービスの質的向上及び経営健全化を図り、地域住民のニーズに対応できる総合病院として一層の努力を要望し、認定に賛成する」と、それぞれ述べられました。 次に、認定第3号「平成5年度岡崎市水道事業会計の決算の認定について」は、認定を可とする意見として、「本年度は、第4期拡張事業第2次変更の2年目に当たり、配水施設等整備拡張を積極的に促進し、未給水区域の解消と安定した水道水の供給及び健全な経営実績に努力されており、評価をする。 しかし、異常渇水による節水、また景気の低迷という悪条件が重なり、配水量が3.0%も減少し、有収水量1.5%の減少となっています。 一方、有収水量率は1.4%増と上昇しており、経営収支は51万3,000円の純利益となっています。しかし、前年度に比べて大幅に落ち込んでいるのも現状であります。 今後引き続き漏水対策、老朽管の布設替え及びパイプクリーニング等配水管整備拡張を図り、有収率の向上と一層の経営合理化に努力されるよう要望して、認定に賛成する」。 また、「安定した水道水の供給が図られ、給水人口は前年度より1.0%増加し、水道普及率は99.6%となり、前年度比0.1%の増加となっている。 なお、有収水量率は、老朽管の布設替えやパイプクリーニング等の実施により前年度比1.4%増で、92.1%と上昇しており、評価する。 しかし、給水単価を給水原価が上回り、5年度はトン当たり9円87銭の損失を生じている。その点については、今後大いに留意すべき事項である。 なお、水資源の確保、給水整備の拡充、減価償却費の増加等を考慮し、より一層の効率的かつ健全な事業運営を要望し、認定に賛成する」。 また、「経営の実態が危機的状況であり、他市と比べ出資が少ないので、出資を増加して経営を立て直すよう要望する。 なお、普及率は99.6%であり、市民への直接の値上げをせず、公共料金の値上げの引き金にもならないよう、出資及び繰り入れをもって対応されることを期待し、認定に賛成する」と、それぞれ述べられました。 以上、本委員会の審査の過程において、各款にわたり細部の質疑応答が行われましたが、その細部は委員会記録に譲り、報告は割愛をさせていただきます。 以上、委員長報告といたします。     (33番 福尾 正君 降壇) ○議長(河澄亨君) 報告は終わりました。 ただいまの決算特別委員長の報告に対し、御質疑はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(河澄亨君) 御質疑なしと認めます。 討論の通告がありますので、逐次発言を許します。 5番 尾藤輝男君。     (5番 尾藤輝男君 登壇) ◆5番(尾藤輝夫君) 私は、日本共産党岡崎市議団を代表して、ただいま上程されています認定第1号、第2号に対して否とする立場から、第3号については可とする立場で意見を開陳します。 平成5年度は、長期化する不況と、その影響の中で、地方自治体と住民への犠牲転嫁が大規模に行われました。 平成3年から3年間も引き続いて地方交付税の特別減額と加算の繰り延べ、さらに国庫補助負担率引き下げ恒久化一般財源化交付金対応、地方債の大増発による地方単独事業の拡大など、地方行財政が、古い自民党政治路線の継承を前提とする連立内閣によって押しつけられ、憲法と地方自治体と暮らしへの新たな攻撃が強められた中で、忠実な姿勢を示したのが5年度決算の性格であると考えます。 国の地方への負担転嫁による負担金、補助金の補助率引き下げの影響を、依然として大きく受けていることは、これまでも指摘してまいったところであります。 消費税は、審査中明らかにされましたように、物件費、普通建設事業費、合わせて10億4,878万4,000円にも達しました。 市民からの歳入は1,383万3,000円、消費譲与税特別地方消費税交付金が15億4,428万9,000円、差し引き4億9,550万5,000円の歳入となります。消費税導入と同時に、それまで自主財源でありました電気税、ガス税がなくなり、昭和63年度数値でも、電気・ガス合わせた12億2,461万円をそのまま当会計年度に加えた場合でも、3億8,400万7,000円の損失となり、消費税が地方自治体と住民に大きな犠牲をもたらしました。 政府による地方自治体と住民犠牲の政治は、政権が変わっても、依然として自民党政治の継承でありました。 さて、厳しい不況を反映して、歳入では市民税は、法人市民税が4年連続、個人市民税も昭和33年以来の、前年対比で8億8,973万円の減少となりました。事業所税も、景気低迷を反映して、2億8,786万5,000円の減収です。 一方、所得がなくても課税される固定資産税が11億8,973万2,000円、都市計画税が2億3,383万8,000円と、資産税合わせて14億2,357万円の大増収となりました。 また、平成4年度から導入された市街化区域生産緑地制度は、都市農家に対する負担をふやし、農業の切り捨てと都市環境の悪化を招いています。果たして都市の農地に対する一律宅地並み課税が、市街化区域内の防災や環境保全など総合的に見たとき、適正であったかどうか、疑問を持たざるを得ません。 さらに、資産課税は、高齢者や低所得者ほど重い負担となるものであることは、御承知のところであります。つまり、当会計年度は、不況でも容赦なく課税される大衆課税によって支えられた財政でありました。 また、固定資産税の課税基準となる評価額が、公示価格の70%への評価替えを行ったため、地価下落の中で宅地は平均価格比較で3.14倍となり、今後の増税の基礎づくりとなりました。 市民税の個人、法人の割合は、個人分が80.6%、法人分は20%に満たない19.4%であります。しかも、資本金10億円以上、市内従業員50人以上の、いわゆる大法人60社の負担した法人市民税は、市民税のわずか7.8%でありました。 深刻な不況のもとでも、主要大企業440社--これは全国であります--はこの1年間で1兆380億円も内部留保の積み増しをしました。その一方で、6万8,472人もの人員削減が行われました。さらに、下請単価の切り下げや仕事の減少に苦しむ中小業者とは大きな違いです。 大企業は、法人税や租税特別措置法で、各種の引当金や準備金制度によって課税所得を極端に小さくし、税額を減らしています。 その引当金、準備金の数は28種類にも及んでおります。アメリカ、イギリスの2種類と比べ、いかに多いか、明らかです。ですから、税率が諸外国より高くても、税負担は逆に少なくなります。 平成4年分の政府統計によれば、資本金10億円以上の法人数は、全法人の0.2%でしかありませんが、全法人の退職給与引当金期末残高の72%をその法人が占めています。海外投資等損失準備金に至っては、実に97%を占めているのであります。これらの例からも明らかなように、中小企業の多くは、これらの制度は利用できないのが実態です。大企業優遇と言われるゆえんです。このような優遇制度による不公平の圧縮整理が必要ですが、優遇税制の見直しはサボられています。 自治体として、法に基づきできる是正は、不均一課税をすることであります。全国的に見ても、適用企業や適用税率は一律ではありませんが、実施している市が80%を超していることは、これまでの議会論議でも明らかであります。 公共施設など、いわゆる社会資本を最高に使って利潤を上げている大企業は、適正な税金を納め、社会的責任を果たしてもらう上からも、今日の財政状況からも、不均一課税に踏み切るべきであります。 これまで最低税率の12.3%を適用してきましたが、14.7%を実施すれば、資本金10億円以上、市内従業員50人以上の大企業60社で3億6,955万7,000円の増収が見込まれます。 超過負担も17億5,707万1,000円と巨額で、市財政に大きな影響を与えており、引き続き国に強く是正を要求されたいと思います。 次に、資産課税など大衆負担に支えられた財政の運営はどのようであったかということであります。 歳出の特徴は、普通事業費が、補正64億4,854万円を加え、前年度を83億8,098万円も上回る351億854万円にも達し、そのうち単独事業が問題になっておりますが、85.3%も単独事業が占めております。 補正は景気対策としての補助事業で、これを否定するものではありませんが、受けて立つ財源が十分あったことを示しました。決算結果は、国民健康保険と定額3基金13億2,919万6,000円のほかに、財政調整基金を初めとする12基金で287億7,400万7,000円と、必要なら基金もまだあることを示し、金はあることを示しております。 とはいえ、市債は66億3,840万円と、予算時の1.7倍にも達しました。国の補助金に関する見解は、冒頭で触れたとおりであります。 次に、都市拠点整備事業基本計画など大型事業についてであります。 “ハイコン21”だけについて見ましても、建物だけで350億円、補助金は7億円で頭打ちとのことです。公用地の賃貸方式を取り扱う銀行がたくさんあるから大丈夫とのことですが、バブルのはじけた今日、余りにも安易と思われます。 老人保健福祉計画策定に関する実態調査が実施されました。 アンケートにおける「利用している」と「利用したい」の差が余りに大きいことは、審査中指摘したとおりです。目標をどう具体的に実現していくかが今後の大きな課題です。 また、実態調査結果を議会や市民に発表しなかったのは、民主的でなかったと思います。もっとオープンであるべきでした。 具体的内容に関しては、決算の上に立った立場で我が会派の大久保 正議員が今議会の一般質問で取り上げたとおりです。割愛します。 土曜保育については、土曜登園実態調べで、公立保育園の26.1%に対して、私立保育園の42.5%に示されたように、多くの家庭は市の要請に協力しているのであって、どうにもならない人は、二重保育や公立から私立への転園があるなど、現実は市民の要求にこたえているとは言えません。 農林業費では、新農政に関する予算が計上されていますが、国の言いなりに大規模化を奨励することは、多額の借金をしょわせることになり、場合によっては営農や生活設計、運命を狂わせかねません。国に対しても、市内農業を守るため、真実に立った意見を上げるべきであります。 商工費のうち金融対策では、収入減も対象とする不況型をとらなかったのは、残念でした。 大企業は、円高の原因解決をしようとせず、円高を乗り越える努力を繰り返し、いわゆる悪魔のサイクルにはまっています。リストラということで、人員整理と下請切り捨て単価切り下げ、日本を捨てて世界でもうける大企業のあり方を批判し、賃上げをし、税金をちゃんと払い、真の内需拡大の方向に向かうよう働きかけるのは、大がかりな市施行区画整理ネットワーク整備など、大企業のもうけやすい都市づくりをし、奉仕してきた自治体の責任ではないでしょうか。 次に、中央総合公園のバス運行は、日曜、祝日だけで、最終着は15時22分、最終発は16時7分までの7本です。増発で便をよくして、利用度アップを図られるよう求めておきます。 高校野球については、一般質問で申し上げたとおりです。 教育費では、先生方の問題についてであります。審議の中でも触れましたが、一つは、多過ぎる研究発表の問題です。「教育論文を書かなければ出世できない」とあおられ、忙しいことはこれまでも指摘してきたところであります。岡崎では、「問題だなと思っても、子供に打ち込んでいたら論文が書けない」とのことであります。 平成6年3月1日号の県教委編集の「教育愛知」増刊号では、平成5年度の県全体の研究応募論文は、小・中・個人・共同合わせて551点、うち西三河が331点、そのうち岡崎が214点という数が、その実態を何よりも雄弁に物語っております。 もう1点は、訪問指導員です。決算審議でも指摘しましたが、円熟期の教師が担任を持たず、先生の先生として、校長、教頭、校務主任など正規の体制のある学校へ正規でない訪問指導に回ったりしております。時には行事の要員としても動員されるなど、結構忙しいそうです。しかし、訪問指導員になることは、出世コースに入ったことと言われています。 塾依存度が高く、学校の信頼が損なわれているのではと思える実態なのに、「児童生徒の意向を踏まえて、保護者が決めること」との見解、答弁でありました。 登校拒否も実数でふえており、深刻です。 論文を書いて、早く訪問指導員になり、出世コース入りするのではなくて、子供たちとの関係で認められる教育現場づくりこそ必要であります。 奨学金については、大学61通、高校30通の受け付けで、大学30、高校22通が採用されました。「選定につきましては、審査委員会で選定します」と、明快な基準が示されません。公費の運用は、第三者的に明確でなければなりません。予算の増も含め、公平、公正化を求めておきます。 競艇についてであります。会計の明朗化とともに、国の補助金制度の見直しを求めるなど、健全財政の強化に努めるべきであります。 国民健康保険加入者は、給付が低い上に、高い保険料です。庶民にますますつらくなっております。収入未済額の増は、深刻さを裏づけるもので、減免措置の拡大と傷病手当など、改善、創設が求められます。 認定第2号「病院事業会計」についてであります。 当会計年度は、基準看護を守るため、やむを得ない措置として、看護婦の大異動を行いました。パートさん、ヘルパーさんの協力で、一応支障なくしのいだが、外来の看護婦さんが大変なことは承知している。臨時的に使用した看護婦さんは80人ほどで、そして看護基準は8.7とのことでありました。 経費の切り詰めの問題でありますが、患者サービスを維持しようとすれば、現場に働く人へのしわ寄せとなり、逆になればサービスに支障が出るものです。程度には留意すべきであります。 不採算部門を抱える公立病院の多くは、赤字です。平成4年に自治省は、起債額全体の40%を基本財政需要額に算入するとの元利補給制度を打ち出しました。新病院建設に200億円の起債が問題になっていますが、単純に計算しても、ここでも不交付団体であるがゆえに女神はほほ笑まず、80億円の巨額が当てにできません。 不採算を前提とする公立病院です。合理的な根拠があり、市民に公正で高度な医療を保障するのに、必要な費用の繰り入れは積極的に対応すべきと考え、提言いたします。 水道事業会計についてであります。 決算審議でも指摘しましたが、当会計年度は、当年度分の減価償却費まで充当して、53万1,000円の純利益しかないという深刻さです。 自己資本金の内容を見てみますと、繰入資本金が12億4,500万円、組入資本金が48億8,000万円と、他市に比べて繰入資本金が極端に少ないことであります。 石綿管布設替え、パイプクリーニングなどの改良工事にも、市費繰り入れをふやし、経営を立て直す以外に、値上げは避けられません。 現在は、普及率99.6%、公共料金の値上げの引き上げになる水道料の値上げではなく、市費繰り入れによる対応も十分可能です。 「今期中は値上げはしない」と市長は言明されましたので、消費税の転嫁など問題点もありますが、認定は可とします。 以上で、3会計に対する意見といたします。     (5番 尾藤輝男君 降壇) ○議長(河澄亨君) 6番 村越恵子君。     (6番 村越恵子君 登壇) ◆6番(村越恵子君) 公明岡崎市議団を代表いたしまして、ただいま議題となっております認定第1号「平成5年度岡崎市の一般・特別会計の決算の認定について」、認定第2号「平成5年度岡崎市病院事業会計の決算の認定について」、認定第3号「平成5年度岡崎市水道事業会計の決算の認定について」、いずれも委員長報告のとおり認定に賛成の立場から討論を行います。 一般会計につきましては、当初予算編成以降8次にわたる補正予算を加え、歳入総額は前年度と比較し6.9%増の976億8,700万8,000円で、歳出は前年度と比較し7.6%増の954億9,811万円となり、このうち翌年度繰越財源充当額4億1,183万9,000円の黒字決算となっております。 内容といたしましては、継続事業であった福祉会館及び地域福祉センターの建設、ごみ処理施設及びリサイクル施設の建設、駐車場案内システムの整備、中央総合公園弓道場及び市営住宅天神荘の建設、美術館・博物館収蔵庫棟の建設などのほか、都市計画道路及び福岡中学校用地の取得など、いずれにおいても市民生活に密接に関係のある諸施策が積極的に推進なされたことは、適切な執行の努力の成果であると評価をいたすところであります。 中でも、高度情報化の先駆けとなるマルチメディアモデル都市整備事業の指定やシビックコア制度の導入等、21世紀を展望したまちづくりが鋭意進められ、大いに期待するところであります。 また、財政指標の自主財源比率、財政力指数、経常収支比率等は、いずれも健全に推移されていると理解いたしております。 なお、歳入につきましては、バブル経済崩壊以降の不況の長期化の影響から、法人市民税は5億7,471万2,000円の減収で、4年連続して前年度実績を下回り、個人市民税についても、35年ぶりにマイナスとなり、3億1,501万8,000円の減収となっております。 景気は緩やかに回復の兆しはあるものの、依然として今後も引き続き景気の低迷が予測され、財源の伸びを期待することはできず、非常に厳しい状況となっています。限られた財源の重点的かつ効率的な配分に徹し、社会経済の動向に即応した、機動的で弾力的な財政堅持に努力され、自然環境と調和した都市基盤、生活関連施設の整備、市民福祉のさらなる増進を要望いたしておきます。 次に、特別会計においては、実質収支額1億8,959万4,000円の黒字が計上されており、いずれもその決算は、その執行に当たって常に社会的、経済的動向を見据えながらの適切な執行であると評価いたすところであります。 次に、病院事業会計であります。 本年度は、療養環境の改善のため、病棟等の改良、駐車場の混雑緩和のための施設整備が行われました。医療機器の整備においては、循環器エックス線診断装置、多人数用透析装置など115点の購入が図られ、医療の高度化、質的向上、さらに診療体制の充実に努められました。 一方、病院の利用状況を見ますと、入院・外来取扱患者延べ数は53万1,991人で、前年度と比較し、入院患者は2,695人、1.5%の増で、外来患者数は、隔週土曜日を外来休診日としたこと等により3,248人、0.9%の減で、入院・外来取扱患者延べ数では553人、0.1%の減となっています。また、病床利用率は89.8%で、前年度と比較し1.4%の増となっています。 決算においては、経常収支として3,117万2,000円の純利益となっています。前年度からの繰越欠損金1億2,068万1,000円を差し引きますと、8,950万9,000円の未処理欠損金が生じてきます。依然として医療を取り巻く厳しい財政状況のもとではありますが、今後もさらに経営の効率化と診療体制の確立、医療サービスの向上に努められ、総合病院としての機能を十分に発揮し、市民の医療福祉増進に一層の努力を要望しておきます。また、新病院の建設に向けて、関係各位のさらなる努力もあわせて要望しておきます。 次に、水道事業会計であります。 本年度は、第4期拡張事業第2次変更の2年度に当たり、配水施設等整備拡張を初め、未給水区域の解消と安定した水道水の供給が図られました。給水人口は前年度より1.0%増加し、水道普及率は99.6%となり、対前年度0.1%の増加となっております。 また、有収水量率は、漏水調査、老朽管の布設替え、パイプクリーニング等の実施により、前年度より1.4%増で、92.1%と上昇しており、評価するところでありますが、給水単価を給水原価が上回り、平成5年度は9円87銭の損失を生じている点につきましては、今後大いに留意すべき事項として付言いたしておきます。 今後も増加する水需要に対するための水資源の確保、給水整備の拡充の必要性、企業債の返還、減価償却費の増加等を考慮いたしますときに、より一層の効率的かつ健全な事業運営が望まれるところであります。市民への水の安定供給の一層の努力を要望いたしておきます。 以上、認定議案3件につきまして、それぞれ意見を申し上げ、認定を可とする討論といたします。     (6番 村越恵子君 降壇) ○議長(河澄亨君) 29番 米津春治君。     (29番 米津春治君 登壇) ◆29番(米津春治君) 私は、民社クラブを代表いたしまして、ただいま議題となっております認定第1号「平成5年度一般会計及び特別会計」、認定第2号「平成5年度病院事業会計」、認定第3号「平成5年度水道事業会計」の決算について、認定を可とする立場から討論を行います。 平成5年度は、バブル経済の崩壊による個人消費の低迷、民間設備投資の減少などに加え、円高等の影響で税収不足になり、国の財政は低い伸びとなりました。このため政府は、景気を本格的な回復軌道に乗せるため、15兆2,500億円に上る、過去最大の総合経済対策を実施し、さらには内需拡大を図るため、所得税、住民税の減税を行うなど、景気浮揚への配慮がなされたところであります。 このような背景、事情を加味し、平成5年度の岡崎市当初予算について市長は、健康で活力のある地域社会を形成するために、積極展開型の予算と位置づけ、生活環境の整備、福祉の充実などを基調としてスタートいたしました。 一般会計については、8次にわたる補正予算を加え、歳入総額は、前年度と比較し6.9%増の976億8,700万8,000円、歳出は、前年度と比較し7.6%増の954億9,811万円となっており、このうち翌年度繰越財源充当額4億1,183万9,000円を差し引いた17億7,705万9,000円の黒字決算となっております。 内容につきましては、第4次総合計画の推進はもとより、国の景気浮揚対策等の補助金の追加措置もあり、中小企業資金及び商工業振興資金の預託額の増額を初め、ごみ処理施設リサイクル施設の建設、福祉会館、市営住宅天神荘の建設、美術館・博物館収蔵庫棟の建設などのほか、福岡中学校の用地取得など、主要事業の推進など、市民生活に密着した施策が積極的に推進されたことは、適切な執行の成果であると評価いたすところであります。 また、財源指標の自主財源比率、財政力指数等は、いずれも健全に推移いたしておりますが、景気回復の兆しがあるものの、今後も引き続き景気の低迷が予測される中、限られた財源の重点かつ効率的な配分に徹し、弾力ある財政運営に努力されるよう要望いたします。 決算委員会での質疑でも申し上げましたが、文化教育面での大学設置問題については、市民の皆さんも大変関心の高いところでありますので、広い視野に立って前向きに検討、推進されるよう要望いたしておきます。 さらには、生涯学習全体計画の推進、21世紀に向けての“ハイコン21”の建設の促進、農業振興策、バイオ施設の建設、そしてごみ減量化リサイクル施設などに対し、進むべき方向、財源確保を含む年次計画等目標を定め、推進されるよう要望いたします。 また、合理化のための行政改革については、より一層積極的に事務改善が実施されるよう、さらには行政効果については、できるものから十分な把握をしていく体制、組織づくりを強く要望しておきます。 特別会計の歳入決算の実質収支額は、1億8,959万円を純剰余金として計上しており、14会計とも健全経営で、着実な成果を上げており、評価をいたします。 なお、下水道会計につきましては、市民の要望が最も多く、今や本市の最大の行政課題と言えます。矢作川流域下水道の整備促進と面的整備に最大限の努力をお願いいたします。 さらには、国保会計の滞納金でありますが、未収金9億円余、不納金9,000万円となっておりますが、引き続き徴収率の向上に努められるよう要望いたします。 次に、病院事業会計でありますが、本年度は、病棟等の改修工事、循環器エックス線診断装置、乳房エックス線診断装置等、施設及び機器の整備を図り、診療体制の充実に努められており、評価いたすところであります。 業務実績は、入院、外来の取り扱い延べ患者数53万1,991人で、隔週土曜日を外来休診日としたことで、前年度と比較し533人の0.1%の減となっております。 総収益は、患者1人当たりの診療収益の伸び、一般会計から特別診療部門運営費負担金及び救急告示病院空床補償費負担金等の増額により、8.1%増の109億6,389万4,000円となっており、総費用は、給与費、材料費等の増により、6.2%増の109億3,272万2,000円で、平成5年度の経営収支は3,117万2,000円の純利益金となっております。 しかし、前年度からの繰越欠損金1億2,068万1,000円を差し引きますと、8,950万9,000円の未処理欠損金が生じております。 今後も厳しい状況が予想されますが、医療サービスの質的向上及び経営の健全化を図るとともに、地域住民の要望に対応できる総合病院として、一層の努力を要望いたします。 国の総医療費抑制政策のもと、高齢化の進展や高度特殊医療等、多様化する医療ニーズ、さらには慢性化している看護婦不足等、病院を取り巻く環境は年々厳しさを増している状況にありますが、このような中で、本年度は、新市民病院の実施設計の策定が進められておりますが、病院全体構想の中で、患者中心の病院という原点に立った、グレードの高い新市民病院の建設に向けて一層努力されることを要望いたします。 次に、水道会計でありますが、本年度は、第4期拡張事業第2次変更の2年度に当たり、配水施設等整備拡張を積極的に推進し、未給水区域の解消と安定した水道水の供給と健全な経営実績に努力されており、評価いたすところであります。 しかしながら、前年度前半の異常渇水による節水、冷夏、長雨、さらには景気の低迷という悪条件が重なり、配水量が3%も減少し、有収水量も1.5%の減量となっております。経営収支は51万3,000円の純利益となっていますが、前年度に比べ大幅に落ち込んでいるのが現状であります。 さらには、有収水量1トン当たり給水益と費用の差は、前年度に比べ6円9銭広がり、9円87銭の損失を生じています。このことは、今後の最大の留意点であります。 今後、引き続き漏水対策や老朽管の布設替え、パイプクリーニング等、配水管の整備拡張を図り、有収率を向上するよう一層の経営努力の合理化を進め、経営基盤の安定に努力されるよう要望しておきます。 以上、認定議案3件について、それぞれ意見を申し上げ、認定を可とする討論といたします。     (29番 米津春治君 降壇) ○議長(河澄亨君) 暫時、休憩いたします。             午前10時56分休憩--------------------------------------             午前11時5分再開 ○議長(河澄亨君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 討論を続けます。 22番 永田 寛君。     (22番 永田 寛君 登壇) ◆22番(永田寛君) 議長のお許しをいただきまして、私は自民クラブを代表し、今定例会に上程されています認定3議案を、委員長報告のとおり賛成し、議員諸賢の御理解ある御賛同を賜るため、意見を申し上げます。 平成5年度の決算審査は、5日間の日程で細部にわたり審査されたことは、皆さんも御承知のことと存じます。審査の過程で明らかになったことは、監査委員からも御指摘がありましたように、「予算編成に従って施策の展開が図られ、着実な成果を上げている」とあり、不況真っただ中で思い切って積極実行型予算を敢行し、適正な決算となったことに対し、市当局の英断と御努力に、まずもって敬意を表します。 平成5年度決算で特に注目するのは、これまでとは違って、本市も不況抵抗力が失われていることを如実に示しています。その例は歳入面であらわれています。自主財源の大宗をなす市税の伸びがわずかに0.4%にとどまったことであります。個人市民税は、昭和33年以来の減収を来し、法人市民税の伸びも期待できません。固定資産税が堅調に推移したため、辛うじてプラスの伸びを示したわけです。 ところで岡崎は、徳川家康公生誕の地であります。現在でも我が三河の地には倹約の精神が受け継がれているものと理解しています。本市の財政運営でも、常々当局が口にする「入るをはかって出るを制す」とか、「最小の経費で最大の効果を上げる」などと、健全財政を基本とすることに、我が会派も誇りを持っています。 ところが、平成5年度は、戦後2位の、30カ月にも及ぶ超ロングランの平成不況に遭遇し、国の当初予算も地方財政計画も超緊縮型となり、いずれも景気対策を優先課題としていました。本市も下部団体であることから、当然こうした要請にこたえなければなりません。当初予算では、景気対策に十分配慮され、市単独事業を初めとして、第4次総合計画の諸事業推進に向け積極姿勢で臨まれました。その後、一向に景気回復の兆しが見えないことから、国は相次ぐ経済対策を打ち出し、本市もこれに歩調を合わせて数次にわたる補正予算が計上されました。この1年間は、財政当局にとって御苦労の多かった年ではないかと思います。感謝する次第であります。特に人件費比率が低下したことは、注目に値します。 地方財政計画を上回る積極型予算を組んだため、借金である市債の急増と、貯金に当たる各種基金の取り崩しはやむを得ない措置であると理解します。しかし、現在もなお財政展望に明るさが戻らない以上、後世代に負担を強いる市債発行の急増は、将来財政運営の硬直化を招く原因となります。財政の弾力性を示す経常収支比率が徐々に悪化しているのも、気になります。 行政需要が多様化し、市民の皆様からの要望も増大しています。平成5年度予算編成から、要求段階で経常経費の数値目標による削減や、事務、補助金の見直しなど、スリムな行政に取り組まれていることは、相対的に自主財源の確保につながり、今後もこれを支持していきます。 我が会派は、後世代が最大限に享受する施策に限り、起債に依存することを賛成いたします。また、限られた歳入を効果的に使うため、行政施策が明確でない総花的予算配分を厳に慎むよう要求いたします。 市当局が都市水準の向上を目指すのは言うまでもありませんが、安易に財政規模の拡大に走ることなく、今後も健全財政を堅持されるよう、この場をおかりいたしまして付言させていただきます。 ところで、国は財政悪化から、地方に財源負担を求めているのは決算審査でも明らかにされています。本来国がやるべきことは国で負担し、地方がやるべきことは地方で負担するのが当然のことわりであります。ところが、これが現在明確でないために、地方政治をつかさどる首長にとっては不満なことと存じます。しかし、日本経済の成長が今後も望めない以上、国は財源も権限も地方におろさざるを得ません。これを嘆くよりも、「自分たちの町は自分たちの手でつくる」という好機としてとらえ、真に地方の時代の到来として歓迎すべきことと思います。我が会派もこれに呼応し、行政と一体となって市政進展に取り組む覚悟でございます。 次に、企業会計に移らせていただきます。 先日、自治省の調べで、平成5年度全国の公立病院994病院のうち、前年度よりもさらに経営を悪化させて、約7割が経常損失に陥ったと発表がありました。このことからも、病院経営の苦しさは十分うかがわれます。 国の診療報酬引き上げ幅と薬価差益の縮小が収支悪化の原因となっております。病院事業会計は、こうした厳しい経営環境の中で、平成4年度の赤字から一転して黒字の決算となりました。台所事情が苦しいと聞かされていたものですから、少々肩透かしを食ったというのが偽らざる心境です。しかし、黒字に転換したのですから、素直に喜ぶべきことでしょう。 監査委員の意見書でも御指摘がありましたが、隔週土曜日を外来休診日にして、患者数を減らしましたが、患者1人当たりの診療収益が伸びたこと、病院の不採算部門に対して市当局の御努力で一般会計から負担を増額したことが黒字の原因と言われます。それよりも、決算書の数字にはあらわれないものの、病院職員の皆様が一致団結して経営改善に御尽力されたことなどが、審査の過程で鮮明に明かされました。また、一般会計からの繰り入れは、病院側の努力ではどうにもならない不採算部門などに限られております。事情を察しております。 ところで、平成10年度開院を目指した新病院建設という歴史的大事業を控え、国の医療費抑制策という逆風の中で、不良債務をどうしても出せない状況から、病院経営で人件費を抑えたことは、看護職員の皆さんにとっては過酷なこととおもんぱかります。また、正規の看護婦さんが不足する中、地域医療の中核病院として基準看護サービス体制を維持するために、看護職員を外来から病棟へ配転したことは、議会でも何度となく議論を重ねてきたところです。我が会派としても、夜勤回数がなかなか改善されないことに憂慮していました。その後、改善策が着実に進められたことを聞くに及び、この決算内容を是認いたします。 水道事業会計では、6月の渇水による節水、その後の冷夏、景気低迷など、企業経営にとっては悪材料が重なり、経営悪化もやむを得ないと考えていました。決算は辛うじて経営収支の均衡が図られています。 ただ、給水原価と供給単価の差が以前より拡大しており、損失幅がさらにふえると、いずれは料金改定につながるではないかと心配しています。しかし、市長から「私の任期中は何とか頑張って黒字を保ち、これを切り抜けたい」と、力強く言明されたことから、決算は適正に処理されていると考えています。 最後に、これら認定議案に改めて目を通しますと、我が会派のみならず、各会派の要望が広く採用され、都市水準の向上を目指す諸施策の展開が積極的に図られています。また、市民の皆様の多くの方からも御評価を賜っていることと考えます。これを見ますと、非の打ちどころのない充実した決算内容になっていると確信しております。 今後とも、市当局の御努力に期待し、議員各位には満場一致の賛成を切にお願いいたしまして、討論を終わらせていただきます。 御清聴ありがとうございました。     (22番 永田 寛君 降壇) ○議長(河澄亨君) 2番 柵木 誠君。     (2番 柵木 誠君 登壇) ◆2番(柵木誠君) 私は、新生社会クラブを代表いたしまして、ただいま議題となっております認定第1号「平成5年度岡崎市の一般・特別会計」、認定第2号「平成5年度岡崎市病院事業会計」、認定第3号「平成5年度岡崎市水道事業会計」の決算の認定について、いずれも委員長報告のとおり、認定に賛成の立場から討論を行います。 平成5年度は、平成4年度より続いている経済の崩壊と税収不足が反映し、国の財政は、前年度対比0.2%、一般歳出3.1%の低い伸びとなりました。 一方、岡崎市では、国と同一の基調により、経済、税収の動向に注視し、財政の健全化に努める中、地域づくり、市民生活の充実、福祉の充実等をもとに出発いたしました。 一般会計につきましては、市営住宅天神荘の建設、リサイクル施設の建設、厚生年金健康福祉センターの用地買収、福岡中学校用地の取得、美術館・博物館収蔵庫棟の建設等、不況下の中での執行推進を心配いたしましたが、8次の補正措置にて適正に処理されてきたことを高く評価いたします。 また、歳出は、前年比3.4%増、地方財政計画の2.8%を上回り、実質収支額17億7,705万8,648円の黒字が計上され、財政指標もそれぞれ順調な決算であることを示しており、評価するものであります。 特別会計におきましては、14会計の決算においては、実質1億8,959万4,623円の黒字が計上されており、諸施策の順調な執行が認められ、これも高く評価いたします。 認定第2号「平成5年度岡崎市病院事業会計」についてであります。 市立岡崎病院は、救命救急センターを持つ、高度医療を備えた第3次医療機関として、市民の生命を守る重要な使命を担っております。 現在、病院事業の置かれている状況が非常に厳しいものであることは、県下の公立病院のほとんどが赤字であることからも、承知しております。本年度は、病院全体で経営改善に取り組まれ、昨年の赤字から一転して黒字決算となり、当面する新病院建設を進める中で、その経営基盤を着々と固めつつあることも、高く評価するところであります。 施設整備、高度医療機器の充実にも配慮され、特に懸案であった看護婦不足も解消されたと聞いており、今後も一層の経営の効率化を図り、市民ニーズにこたえられる総合病院として一層の充実を要望いたしておきます。 認定第3号「水道事業会計」につきましては、第4期拡張事業第2次変更の2年度に当たり、配水施設等整備拡張を積極的に推進されていることに対し、評価をするものであります。 しかしながら、老朽管の布設替え、特に石綿管の布設替えの進捗率が32.1%であり、今後とも計画的な推進が望まれるところであります。 決算においては、昭和56年度に料金の改定をされて以来13年間、現行料金を維持されてまいりました。また、昨年の異常渇水と冷夏で給水収益が前年度を大きく下回るといった厳しい状況の中で、51万3,275円の黒字を計上されたことに対し、一定の評価をするものでありますが、給水量1立方メートル当たりの供給単価が106円97銭に対し、給水原価は116円84銭で、差し引き9円87銭の損失を生じていますが、このことは、料金改定を考える時期に来ていると思われますが、水道事業管理者である市長は、今決算委員会で、現任期中は料金の改定をしないと言明されたことは、まことに力強く感じるところであります。今後の水道事業の健全化を考え、なお一層の経営の合理化と水源の確保、安定供給に努められるよう要望いたし、認定を可とする討論といたします。 これで、私、3議案の認定について可とする立場から討論いたしました。ありがとうございました。     (2番 柵木 誠君 降壇) ○議長(河澄亨君) 以上で討論は終結いたしました。 これより採決いたします。 お諮りいたします。 認定第1号及び第2号は、これを認定することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立)
    ○議長(河澄亨君) 起立多数。 よって、認定第1号及び第2号は、認定することに決しました。 次に、お諮りいたします。 認定第3号は、これを認定することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(河澄亨君) 起立全員。 よって、認定第3号は、認定することに決しました。-------------------------------------- ○議長(河澄亨君) 日程第3、第125号議案「財産の処分について」外24件を一括議題とし、逐次理事者の説明を求めます。 第125号議案、企画調整部長。 ◎企画調整部長(小林康仁君) 議案書「1」の1ページをお願いいたします。平成6年第125号議案「財産の処分について」御説明申し上げます。 本案は、厚生省社会保険庁の愛知厚生年金健康福祉センターサンピア岡崎(仮称)の建設用地として、平成5年度に引き続き国に売り払いをするものでございます。 売り払いをする土地は、岡崎市渡町地内2筆、1万144.11平方メートルを7億500万円にて売り払うものでございます。 ○議長(河澄亨君) 次、第126号議案及び第127号議案、建設部長。 ◎建設部長(市川靖夫君) 3ページをお願いいたします。第126号議案「市道路線の廃止について」御説明申し上げます。 路線番号2847(世尊寺入り口線)及び路線番号5856(竜泉寺25号線)は、それぞれ中央総合公園東公園線及び一般県道桑谷柱線の供用開始に伴い、路線が重複するため廃止するものでございます。 5ページをお願いいたします。第127号議案「市道路線の認定について」御説明申し上げます。 路線番号6129及び路線番号6130は、愛知厚生年金健康福祉センターサンピア岡崎の建設に伴い、周辺道路を認定するものでございます。 路線番号6131は、箱柳岩中線の区域変更により、市道区域から外れた路線を認定するものでございます。 路線番号6132は、都市計画道路岡崎環状線築造のため認定するものでございます。 路線番号6133は、茅原沢生平地区三世代住宅地区への生平町よりの進入路として認定するものでございます。 ○議長(河澄亨君) 次、第128号議案から第131号議案、下水道部次長。 ◎下水道部次長(香村治君) 議案書の11ページをお願いいたします。第128号議案「工事請負の契約の変更について」御説明申し上げます。 本案は、平成5年9月22日御議決いただきました工事請負契約について、公共下水道幹線管渠築造工事を変更するものでございます。 本工事は、築造箇所が、想定した土質よりも非常に軟弱で、かつ湧水も多く、周辺家屋及び地下ケーブル防御のための土どめ用矢板を埋め殺し、また水道管が当初想定した位置と異なっているため、その位置を変更するもので、議案書記載のとおり工事の概要と契約金額を改めるものでございます おめくりいただきまして、第129号議案「工事請負の契約の変更について」御説明申し上げます。 本案は、平成6年3月23日御議決いただきました工事請負契約について、公共下水道幹線管渠築造工事(第1工区)を変更するものでございます。 本工事は、地盤が、想定した以上に軟弱で、かつ湧水も多く、地盤改良が必要となったため、議案書記載のとおり契約金額と完成期限を改めるものでございます。 おめくりいただきまして、第130号議案「工事請負の契約の変更について」御説明申し上げます。 本案は、平成6年3月23日御議決いただきました工事請負契約について、公共下水道幹線管渠築造工事(第2工区)を変更するものでございます。 本工事は、送電地下ケーブルが、管理者との立ち会い決定した位置と異なっているため、位置を変更するもので、議案書記載のとおり工事の概要及び契約金額を改めるものでございます。 おめくりいただきまして、第131号議案「工事請負の契約の変更について」御説明申し上げます。 本案は、平成6年6月22日御議決いただきました工事請負契約について、公共下水道大西中継ポンプ場建設工事を変更するものでございます。 本工事は、基礎部分の仮設工におきまして、想定した以上に岩盤がかたいため、土どめ用鋼矢板の打ち込み工法を変更するもので、議案書記載のとおり契約金額を改めるものでございます。 以上でございます。 ○議長(河澄亨君) 次、第132号議案及び第133号議案、市長公室長。 ◎市長公室長(河合常良君) 19ページをお願いいたします。平成6年第132号議案「岡崎市職員の給与に関する条例の一部改正について」御説明申し上げます。 本案は、人事院勧告に基づきます改定率1.18%の国家公務員の給与改定に準じまして、本市職員の給与改定を行うものでございます。 最初に、第9条第4項は扶養手当の改正でございまして、扶養親族のうち満15歳となった最初の4月1日から満22歳となった最初の3月31日までの間にある子について、1人につき加算する額「1,000円」を「2,000円」に改めるものでございます。 次に、第19条の2第1項の改正は、宿日直手当の改正でございます。一般の宿日直1回の上限額「3,200円」を「3,300円」に改めまして、執務時間が通常の日の執務時間の2分の1に相当する日まで退庁時から引き続いて行われる宿日直1回の上限額「4,800円」を「4,950円」に改めまして、同条第2項の改正は、常直的な宿日直手当の月額の上限額「1万5,000円」を「1万6,000円」に改めるものでございます。 次に、第20条第2項の改正につきましては、期末手当の12月に支給する割合「100分の200」を「100分の190」に改めるものでございます。 次に、別表第1及び別表第2の改正でございますが、これは給料表の改正でございます。別表第1は一般行政職の職員に、別表第2のアは医師、歯科医師に、イは薬剤師、栄養士等に、ウは看護婦、助産婦等にそれぞれ適用するものでありまして、別表のとおりそれぞれ改めるものでございます。 次に、附則でございますが、第1項及び第2項は、この条例の施行期日を規定したものでございまして、第19条の2の宿日直手当の改正規定は、平成7年1月1日から施行いたしまして、その他の改正規定は、公布の日から施行し、平成6年4月1日にさかのぼって適用するものでございます。 附則の第7項及び8項につきましては、第20条第2項の期末手当の支給割合の遡及改定に伴います期末手当の額の特例でございまして、12月9日に支給されました改正前の規定による期末手当の額が、この条例改正により支給されることとなる期末手当の額を超えた場合は、この超える額を、翌年3月に支給されることとなる改正後の期末手当の額から差し引いた額を3月の期末手当の額とすることでございます。 附則第7項及び第8項の除く第3項から第10項につきましては、条例改正に伴います必要な措置について定めているものでございます。 以上でございます。 続きまして、27ページをお願いいたします。平成6年第133号議案「岡崎市議会の議員の報酬等に関する条例の一部改正について」御説明申し上げます。 本案は、第132号議案の岡崎市職員の給与に関する条例の一部改正に準じまして改正を行うものでございます。 改正する内容につきましては、期末手当の改正でございまして、12月に支給する割合「100分の260」を「100分の250」に改めるものでございます。 次に、附則でございますが、第1項につきましては、この条例の施行の日を規定するものでございます。 次に、第2項及び第3項につきましては、期末手当の支給割合の特例について規定するものでございます。平成6年度に限り、3月に支給される期末手当の支給割合「100分の50」を「100分の10」引き下げました「100分の40」とするものでございまして、市長等に支給されます期末手当についても、同様の支給割合とする規定でございます。 以上でございます。 ○議長(河澄亨君) 次、第134号議案、環境衛生部長。 ◎環境衛生部長(粟生勇嗣君) 29ページをお願いいたします。平成6年第134号議案「岡崎市墓地条例の一部改正について」御説明申し上げます。 本案は、岡崎市有の井田共同墓地を廃止し、その一部を都市計画道路名古屋岡崎線街路新設改良工事に伴い、愛知県に売却するため、岡崎市墓地条例の一部を改正するものでございます。 第3条は、墓地の名称及び位置を定めるもので、表の市有3共同墓地のうち、岡崎市有井田共同墓地の項を削るものでございます。 附則につきましては、公布の日から施行することを定めたもので、県の墓地廃止許可を受け、施行する旨としたものでございます。 以上でございます。 ○議長(河澄亨君) 次、第135号議案、建設部長。 ◎建設部長(市川靖夫君) 31ページをお願いいたします。第135号議案「岡崎市市営住宅条例の一部改正について」御説明申し上げます。 本案は、市営住宅天神荘の建てかえ事業による平成6年度建設に伴う市営住宅の名称、位置、家賃等を定めるものでございまして、平成7年2月完成を予定しております。 名称を「天神荘」とし、第1種33戸を3号棟、同じく第2種35戸を4号棟とするものでございます。 位置につきましては、岡崎市岩津町字車塚70番地とし、家賃の額を、1種の2DKは2万9,000円、3DKは4万6,000円、2種につきましては、2DK2万2,000円、3DK3万4,600円と改め、議案書上段に記載された表を下段のとおり改めるものでございます。 続きまして、天神荘児童遊園を、別表第2アの表、東山荘児童遊園地の項の次に、また東山荘集会所の項の次に、それぞれ加えるものでございます。 なお、この改正条例は、平成7年3月16日から施行するものでございます。 ○議長(河澄亨君) 次、第136号議案、開発部長。 ◎開発部長(斎藤芳行君) 33ページをお願いいたします。平成6年第136号議案「岡崎市中央総合公園スポーツ施設条例の一部改正について」御説明申し上げます。 本案は、岡崎中央総合公園において、以前仮称サブグラウンドとして暫定利用いただいておりました運動広場の完成に伴い、その使用料など必要な事項を定めることが改正の主な内容でございます。 別表にカといたしまして、運動広場の基本使用料表を、おめくりいただきまして、同じくカといたしまして、附属設備使用料表をそれぞれ新たに加えるものでございます。 なお、附則によりまして、この条例は、平成7年4月1日より施行し、運動広場の利用ができるものとし、利用の承認及び使用料の徴収は、施行前、2月1日からできるものでございます。 また、岡崎市都市公園条例を一部改正し、有料公園施設として岡崎中央総合公園運動広場を新たに加えるものでございます。 以上でございます。 ○議長(河澄亨君) 次、第137号議案「平成6年度岡崎市一般会計補正予算(第5号)」、歳出より逐次款を追って説明願います。 総務部長。 ◎総務部長(足立侃君) 37ページでございます。第137号議案「平成6年度岡崎市一般会計補正予算(第5号)」につきまして御説明を申し上げます。 第1条の歳入歳出予算の補正でございますが、11億9,711万5,000円を追加いたしまして、補正後の額を、歳入歳出それぞれ978億4,966万2,000円といたすものでございます。 これは、前年同期の比較でまいりますと、104.4%となるものでございまして、ちなみに特別会計では101.5%、企業会計では101.9%、3会計の合計では103.1%となるものでございます。 それでは、補正予算説明書によりまして逐次御説明を申し上げますので、説明書の冊子をお取り出しいただきたいと思います。 32ページをお開きいただきたいと思います。歳出でございます。1款議会費、1項1目1節報酬から4節共済費につきましては、すべて人件費関係の補正でございまして、これは、先ほど御説明のありました第132号議案「岡崎市職員の給与に関する条例の一部改正」、それから第133号議案「岡崎市議会の議員の報酬等に関する条例の一部改正」に伴う人件費の補正が主なものでございます。 ここで今回の人件費補正の総体的な状況につきまして御説明をさせていただきます。人事院勧告に基づきまして、国家公務員の給与改定等に準じて改正することによる人件費の増額は、一般会計で、一般職が1億5,408万6,000円、嘱託職、協会等の委託料補助金関係が1,114万3,000円で、計で1億6,522万9,000円、また特別会計への繰出金も620万8,000円となっております。 なお、特別会計の人勧に係る補正額は、634万4,000円でございます。今回の人件費の補正は、人事異動や人員の増減、さらには時間外勤務手当などの実績を勘案いたしましての、いわゆる人勧以外の補正もあわせて措置をさせていただいております。これら人件費の補正に関しまして、各款各目に計上されておりますが、内容につきましては、総体的に以上のような状況でございますので、2款以降の人件費の説明につきましては、適宜省略し、簡略に説明をさせていただきますので、よろしく御理解を賜りたいと思います。 それでは、引き続き説明をしてまいります。 33ページの議会費の9節旅費につきましては、海外都市の行政調査等の費用弁償の減額補正が主なものでございます。 おめくりいただきまして、2款総務費、1項1目一般管理費、2目人事管理費は、いずれも人件費の補正でございます。 5目の財政管理費、25節積立金の2,602万4,000円の減額につきましては、財政調整基金の積立金でございまして、金利低下による基金の利子収入の減額でございます。 9目庁舎管理費、10目支所費、11目東京事務所費、さらにおめくりいただきまして、13目学校施設整備基金管理費は、ともに人件費の補正でございます。 17目土地利用調整費は、交付金の決定に伴う事務費の増額でございます。 ◎市民部長(小嶋照男君) おめくりいただきまして、38ページをお願いいたします。2項総務諸費、3目少年愛護センター費、4目青少年センター費、5目市民相談費は、人件費の補正でございます。 7目都市交流諸費は、日本タッパーウェア株式会社岡崎製作所よりの寄附によりまして財源更正をいたすものでございます。 8目市民会館管理費、13節委託料は、会館施設管理協会職員の人件費と、今夏の猛暑による光熱水費等の補正でございます。 9目甲山閣管理費は、人件費の補正。 10目竜美丘会館管理費、13節委託料は、竜美丘会館管理協会職員の人件費と、今夏の猛暑による光熱水費等の補正でございます。 おめくりいただきまして、14目こどもの家管理費は、人件費の補正でございます。 ◎税務部長(深津仁史君) 40ページをお願いいたします。2款3項1目税務総務費は、人件費の補正でございます。 3目徴収費、8節報償費285万1,000円は、市税の納期前納付が多かったための補正でございます。 以上です。 ◎市民部長(小嶋照男君) おめくりいただきまして、42ページをお願いいたします。4項戸籍住民基本台帳費、1目戸籍住民基本台帳費は、人件費の補正でございます。 2目外国人登録費、2節、3節、4節は、人件費の補正、18節備品購入費は、事務用キャビネット工事のための補正でございます。 ◎総務部長(足立侃君) おめくりいただきまして、5項選挙費、3目土地改良区総代選挙費は、総代会総代補欠選挙費。 6目の県議会議員選挙費は、平成7年4月9日執行予定の平成6年度内執行経費でございます。 ◎企画調整部長(小林康仁君) おめくりいただきまして、6項統計調査費、1目統計調査総務費につきましては、人件費の補正でございます。 ◎監査委員事務局長(平田正行君) 7項1目監査委員費は、人件費の補正でございます。 ◎福祉部長(杉山信平君) 続きまして、48ページをお願いいたします。3款民生費、1項1目社会福祉総務費につきましては、1節から19節までは人件費に係る補正でございます。20節扶助費は、難病患者の増加による見舞金の補正でございます。25節積立金のうち福祉基金積立金は、寄附金7件分の増額によるもの、地域福祉基金積立金につきましては、基金利子収入の減によるものでございます。28節繰出金のうち国民健康保険事業特別会計繰出金は、収納率向上特別対策費補助金及び事務費国庫負担金の交付決定に伴う繰出金の減額であり、老人保健特別会計繰出金については、平成5年度老人保健特別会計国庫負担金精算に伴う繰出金の減額でございます。 2目国民年金事務費については、人件費に係る補正でございます。 3目身体障害者及び精神薄弱者福祉費の1節から、次の50ページ、8節までは、人件費に係る補正でございます。13節委託料は、職員とガイドヘルパーの人件費に係るものでございます。19節負担金補助及び交付金、社会福祉法人交付金は、社会福祉法人愛恵協会が、精神薄弱者のために通所授産施設を平成6年度に新設計画いたしましたが、国県等の補助が2カ年継続事業補助となったために減額をいたすものでございます。20節扶助費のうち、心身障害者医療扶助費は、健康保険法の診療報酬改正による医療費の増によるもの、また心身障害者タクシー料金助成費につきましては、利用者の増によるものでございます。 4目精神薄弱者授産センター費は、人件費に係るものでございます。 5目精神薄弱者更生センター費は、1節から8節までは、人件費に係る補正でございます。 6目身体障害者センター費につきましては、2節から4節まで、人件費に係る補正でございます。 7目老人福祉費につきましては、1節報酬から8節報償費、おめくりいただきまして、13節委託料及び19節負担金補助及び交付金につきましては、人件費に係る補正でございます。20節扶助費は、老人医療扶助費につきましては、健康保険法の改正による付添看護料費の廃止による減でございます。 9目老人センター費につきましては、1節から8節までは、人件費に係る補正でございます。15節工事請負費につきましては、中央総合公園東公園線の開通に伴い、福祉の村利用者の交通安全の確保を図るため、道路の整備工事を行うための工事費を計上させていただきました。 14目地域福祉センター費は、それぞれ工事の請負差金によるもので、減額でございます。 15目精神薄弱者更生センター費につきましては、国県補助金の増額に伴う財源更正でございます。 おめくりいただきまして、54ページをお願いいたします。2項児童福祉費、1目児童福祉総務費でございます。1節から13節委託料までは、人件費に係る補正でございます。20節扶助費につきましては、遺児手当の対象者の増による補正でございます。 2目児童措置費につきましては、母子寮職員の人件費に係る補正でございます。 3目保育園費は、2節から4節については、保育園職員に係る人件費、7節賃金は、非常勤職員の雇用減に伴う補正でございます。 4目精神薄弱者療育センター費、2節から4節までは、人件費に係る補正でございます。11節需用費につきましては、所有するバスの修繕費を計上させていただいたものでございます。 次に、5目心身障害児地域療育センター費は、2節給料から、おめくりいただきまして4節までにつきましては、人件費に係る補正でございます。 6目児童センター費につきましては、1節から8節報償費までは、人件費に係る補正でございます。 おめくりいただきまして、58ページをお願いいたします。3項生活保護費、1目生活保護総務費でございます。これは、人件費に係る補正でございます。 2目扶助費は、保護人員の増加及び健康保険法の改正に伴う医療費の増額による補正を計上させていただきました。 ◎環境衛生部長(粟生勇嗣君) 60ページをお願いいたします。4款衛生費について御説明申し上げます。 1項1目保健衛生総務費、19節負担金補助及び交付金は、岡崎額田地区の広域伝染病院運営費負担金が、西尾市ほか3町により伝染病舎改築に係る負担金を得るため、当市負担金を減額するものでございます。 3目結核予防費、1節報酬は、予防接種法の改正に伴い、1月から実施予定のツベルクリン、BCG接種の嘱託医師を増員するため、増額するものでございます。 4目予防対策費は、予防接種法の改正に伴い、インフルエンザ接種が廃止されることにより、1節報酬の嘱託医師報酬、11節需用費の医薬材料費、13節の委託料の予防接種委託料をおのおの減額するものでございます。 おめくりいただきまして、62ページをお願いいたします。13目環境調査センター費、14目看護専門学校管理費につきましては、人件費の補正でございます。 おめくりいただきまして、64ページをお願いいたします。2項衛生諸費、1目病院費、19節負担金補助及び交付金は、医療機器整備事業及び建設改良費の増により増額するものでございます。24節投資及び出資金は、病院建設用地内の旧道路敷及び水路敷購入に伴う増額でございます。25節積立金は、病院建設基金の利子収入減による減額と、新たに5億円の予算積み立てを計上することによる増額補正でございます。 おめくりいただきまして、66ページをお願いいたします。3項清掃費、1目清掃総務費でございますが、1節から8節までは人件費の補正でございます。9節の旅費は、環境庁の補助事業である環境資源保全創造計画--リサイクル運動推進計画と申しますが--の策定のための調査旅費でございます。 2目塵芥処理費の13節委託料の粗大ごみ収集委託料でございますが、これは清掃協会に委託している業務で、人件費の補正のほか、粗大ごみの収集の経費の増により増額補正するものでございます。 ◎経済部長(原田久夫君) 68ページをお願いいたします。5款労働費、1項1目労働福祉費の2節から4節までは人件費の補正。19節につきましては、勤労者共済会の運営費の補助金でございますが、事務局長の異動及び時間外の減による補正でございます。 5目働く婦人会館費は、人件費の補正でございます。 7目勤労文化センター管理費の13節管理委託料でございますが、人員減による人件費の補正でございます。 おめくりいただきまして、6款農林業費、1項2目農業総務費、2節から4節までは人件費の補正。8節報償費、11節需用費につきましては、米小売店の一斉更新許可新生による経費でございます。 3目農政費、11節、14節は、県より農村地域整備状況事務委託による事務費の補正でございます。 4目農産振興費、11節需用費は、転作確認委託事務等による事務費の補正。19節につきましては、新たに水田裏作麦共同乾燥調整促進費が新規に追加されたので、補正をするものでございます。 6目農業構造改善事業費、19節負担金補助及び交付金でございますが、水田育苗施設整備事業費補助金の事業費の減によるものと、新たにイチゴ出荷施設の整備事業費の補助金が認められましたので、これに対する補正でございます。 7目農業者体育センター費は、人件費の補正。 9目農業バイオセンター建設費の19節負担金補助及び交付金は、バイオセンターのふれあい広場の水道管の径の変更による増額補正でございます。 おめくりいただきまして、2項農業基盤整備費、1目、2節から4節までは人件費の補正。28節繰出金は、農業集落排水事業特別会計繰出金の増額補正でございます。 3項林業費、1目林業総務費は、人件費の補正。 2目林業振興費、15節工事請負費は、桑谷蒲郡線の舗装延長は、補助の増額によって今回補正するものでございます。 おめくりいただきまして、7款商工費でございます。1項1目商工総務費、2節から4節までは人件費の補正。25節の積立金は、基金の金利低下による減額補正でございます。 6目繊維センター費は、人件費の補正。 8目三河武士のやかた家康館の25節の積立金は、基金の金利低下による減額補正でございます。 ○議長(河澄亨君) 昼食のため、暫時休憩をさせていただきまして、引き続き午後の部で説明を求めます。 1時まで休憩いたします。             午前11時58分休憩--------------------------------------             午後1時1分再開 ○議長(河澄亨君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 「平成6年度岡崎市一般会計補正予算(第5号)」の歳出8款の説明を続けます。 建設部長。 ◎建設部長(市川靖夫君) 76ページをお願いいたします。8款土木費、1項1目土木総務費、2節から4節までは人件費の補正でございます。 2目建築指導費、2節から4節までは人件費の補正でございます。 ◎市民部長(小嶋照男君) おめくりいただきまして、78ページをお願いいたします。2項交通安全対策費、1目交通安全対策総務費、2目交通安全推進費は、人件費の補正でございます。 ◎建設部長(市川靖夫君) 80ページをお願いいたします。3項1目道路橋りょう総務費、2節から4節は人件費の補正。19節負担金補助及び交付金は、県からの派遣職員の給与費負担金の補正でございます。 3目道路新設改良費は、市道米河内1号線の国庫補助対象事業の増額に伴う工事請負費の補正と財源更正でございます。 6目橋りょう新設改良費は、稲熊橋の工事請負差金による補正でございます。 おめくりいただきまして、4項1目河川総務費は、2節から4節は人件費の補正で、25節積立金は、金利の低下による利子の減少で、基金の積立金を減額補正するものでございます。 4目河川新設改良費は、市債の増額に伴う財源更正でございます。 ◎開発部長(斎藤芳行君) 84ページをお願いいたします。5項1目都市計画総務費でございます。13節は、この夏の渇水によるスポーツガーデン及び市民プールの中止に伴う使用料減による財源更正と、市営施設管理委託料の減でございます。 3目街路事業費、15節は、井内新村線の国庫補助事業の増額によるもので、17節は、同じく井内新村線の岡崎市都市開発公社への用地費の償還でございます。 5目28節は、下水道特別会計及び地域汚水処理施設特別会計への繰出金の減及び増額でございます。 6目都市下水路費は、人件費の補正でございます。 おめくりいただきまして、6項1目公園緑地総務費でございます。13節は、環境整備協会の人件費に係る協会委託料の減額でございます。25節は、公園施設整備基金積立金でございますが、金利の低下による減額でございます。 2目公園費、18節は、自動車購入費に伴う契約差金でございます。 5目中央総合公園建設費でございます。13節、15節は、テニスコート、クラブハウスの完成に伴う施工管理委託料と建設工事請負費の不用額の減額でございます。その他、園路・歩道舗装工事の国庫補助事業の採択によりまして、国庫補助金及び地方債の増額に伴います財源更正でございます。 ◎都市施設部長(安藤正昭君) 88ページをお願いいたします。7項土地区画整理費、1目土地区画整理管理費は、人件費の補正でございます。 2目土地区画整理組合指導費は、2節から4節は人件費の補正でございます。19節負担金補助及び交付金は、小針、真伝、前田土地区画整理事業に伴います借入金の減少と利率の低下によります利子補給金の減額補正でございます。 3目岡崎駅西土地区画整理事業費は、人件費の補正でございます。 4目岡崎駅東地区都市改造費は、2節から4節は人件費の補正でございます。13節の委託料は、仮換地指定の面積の縮小等に伴うもので、換地及び区画整理測量委託料の減額補正と、都市計画道路岡崎刈谷線の都市計画変更に合わせて、次年度に実施するとしたための実施計画変更図書作成委託料の減額補正でございます。 ◎建設部長(市川靖夫君) 89ページをお願いいたします。8項1目住宅総務費、2節から4節は人件費の補正でございます。 3目住宅建設費、15節工事請負費は、市営住宅北羽根荘建設の工事請負費の補正でございます。18節は備品購入費の補正でございます。 ◎消防長(中嶋義則君) 92ページをお願いいたします。9款1項消防費、1目常備消防費、9節旅費及び19節負担金補助及び交付金につきましては、救急救命士の受け入れの変更に伴い、研修費の減額補正をお願いするものでございます。 次に、3目消防施設費につきましては、国庫補助金等の収入増に伴う財源更正でございます。 以上でございます。 ◎教育委員会管理部長(鋤柄忠雄君) 94ページをお願いいたします。10款教育費、1項教育総務費、2目事務局費は、人件費の補正でございます。 2項小学校費、1目学校管理費、2節給料、3節職員手当等、4節共済費は、人件費の補正でございます。13節委託料は、豊田市に委託しています児童の委託単価の改定による増額でございます。 3目学校建設費、15節工事請負費は、藤川小学校校舎改造工事の一部見直しによるものと、契約差金による減額でございます。 なお、六ツ美北部小学校分離新設用地の取得に対する国庫補助金が、3年分割補助から単年補助へ、制度変更による増額の財源更正もあわせて行うものでございます。 おめくりいただきまして、96ページをお願いいたします。3項中学校費、1目学校管理費、2節給料、3節職員手当、4節共済費の人件費は、職員の配置がえ等による減額等でございます。 3目学校建設費、12節役務費は、福岡中学校校舎移転新築に伴う備品等の運搬物の増によるための増額でございます。15節工事請負費は、福岡中学校校舎移転新築主体工事の契約差金と、屋体移転新築及び柔剣道場新築主体工事の契約差金による減額でございます。22節補償補填及び賠償金は、福岡中学校校舎移転新設の工事用仮設道路設置に伴い、信号機を仮移設しましたが、既設の電柱が使用できましたので、安く済んだためによる減額でございます。 なお、校舎等建設の国庫補助単価アップによる財源更正もあわせて行うものでございます。 おめくりいただきまして、98ページをお願いいたします。4項幼稚園費、1目幼稚園費、2節給料、3節職員手当、4節共済費は、人件費の補正でございます。15節工事請負費は、幼稚園3園の職員室冷暖房機設置工事の契約差金による減額でございます。 おめくりいただきまして、100ページをお願いいたします。5項学校教育費、3目学校体育費、8節報償費は、中学校部活動指導奨励事業費県補助金の内示によります増額でございます。 4目学校給食センター費、2節給料、3節職員手当、4節共済費の関係につきましては、この人件費は、給食センター管理運営の統廃合による職員減による減額でございます。13節委託料は、給食センターの協会職員の人件費の補正でございます。 5目教育研究所費は、ハートピア岡崎の嘱託員の人件費の補正でございます。 おめくりいただきまして、102ページをお願いいたします。6項社会教育費、1目社会教育総務費、1節報酬、4節共済費、8節報償費は、社会教育指導員及び嘱託員の人件費の補正でございます。9節旅費、13節委託料は、富山県で開催の第6回全国生涯学習フェスティバルの出展を、県の補助指定から除かれたため、出展を取りやめたことによる減額でございます。15節工事請負費は、働く者の山の家解体工事の契約差金による減額でございます。25節積立金は、美術博物館建設基金積立金、美術博物館資料基金積立金及び図書館建設基金積立金の利率低下による減額でございます。 3目文化財保護費、1節報酬、4節共済費、8節報償費は、人件費の補正でございます。19節負担金補助及び交付金は、重要文化財伊賀八幡宮随身門破損によりまして、屋根の全面的ふきかえと腐朽材の取りかえ等修理を、2カ年に分けて事業を行うことになっておりますが、当該年度に行う事業に国庫補助の内示がありましたので、岡崎市文化財保護事業費補助金交付規定によりまして、補助金の増額を行うものでございます。 4目公民館費は、国庫補助の内示が当初計画を上回ったための財源更正でございます。 5目図書館費、1節報酬、2節給料、3節職員手当等、4節共済費、おめくりいただきまして、105ページの8節報償費は、人件費の補正でございます。 6目美術館費、7目視聴覚ライブラリー費、8目郷土館費、9目市民センター費、10目少年自然の家費、おめくりいただきまして、106ページの11目地域文化広場費までは、いずれも人件費の補正でございます。 おめくりいただきまして、108ページをお願いいたします。7項保健体育費、1目社会体育費、14節使用料及び賃借料、これにつきましては、愛知県高校野球連盟による大会開催のバス借り上げについて、大会日数の変更による減額でございます。19節負担金補助及び交付金は、愛知県高校野球連盟による大会日数の変更による減額でございます。 2目体育館費は、人件費の補正でございます。 4目国民体育大会開催費は、人件費の補正でございます。 ◎総務部長(足立侃君) 12款の公債費でございます。1項2目利子につきましては、平成5年度に借り入れをしました市債の借入利子の確定によるものと、本年度の減税補てん債の1次分として借り入れをいたしました27億円の利子の補正でございます。 13款諸支出金、1項2目建物工作物等取得費は、伊賀川堤貸付地の建物、借地権の買い取り申し出を受け、購入いたすものでございます。 以上で歳出の御説明を終わらせていただきまして、歳入に入らせていただきます。4ページまでお戻りをいただきたいと思います。 歳入でございます。1款市税、1項1目個人でございますが、収入見込み税額が当初予算の見込み額より給与所得が3億2,000万円の増、譲渡所得が1億2,000万円の増となりましたが、営業所得が2億1,000万円の減、その他所得も若干の増減があり、全体で2億3,427万6,000円の補正をいたすものでございます。 2項1目固定資産税は、土地、家屋、償却資産のそれぞれの課税対象物件の増によるものでございます。 おめくりいただきまして、6項1目特別土地保有税は、課税対象物件の増及び1,000平米以上の取得が生じたものでございます。 8項1目都市計画税は、土地、家屋の課税対象物件の増によるものでございます。 おめくりいただきまして、9款分担金及び負担金、1項1目総務費負担金は、岡崎市東部土地改良区からの総代総選挙費の負担金で、4目教育費負担金、1節小学校費負担金、2節中学校費負担金は、ともに単価の改定による受託児童生徒の負担金の増額でございます。 10款使用料及び手数料、1項7目土地使用料は、異常渇水による南公園市民プール、スポーツガーデン流水プールの閉鎖による減額でございます。大きな減額となっております。 おめくりいただきまして、2項6目証紙収入の主なものでございますが、各種証明書の交付件数の増減、及び各種申請書の新生件数の増減でございます。特に建築確認申請手数料が多額でございます。 おめくりいただきまして、11款国庫支出金、1項1目民生費国庫負担金の1節社会福祉費負担金は、基本額の変更及び県負担金より国庫負担金への変更によるもので、2節児童福祉費負担金は、事業費の増による母子寮措置費負担金の増でございます。3節生活保護費負担金は、被保護人員の増及び法改正に伴う医療扶助の改定による保護費の増額によるものでございます。 3目教育費国庫負担金は、福岡中学校の移転新築事業に係る補助単価の認定変更による負担金の増額でございます。 おめくりいただきまして、2項国庫補助金、2目民生費補助金は、ガイドヘルパーの派遣時間増による家庭奉仕員派遣事業費補助金の増でございます。 3目衛生費国庫補助金は、補助事業費の確定によるものでございます。 5目土木費国庫補助金、1節道路橋りょう費補助金は、市道米河内1号線の改良事業の増額に伴うもの、3節都市計画費補助金は、都市計画街路井内新村線に係る交付金の追加。それから、4節公園緑地費補助金は、中央総合公園の1号園路の整備が補助対象となったものでございます。6節住宅費補助金は、北羽根荘の建てかえの今年度工事分でございます。 6目消防費国庫補助金は、水槽つき消防ポンプ自動車等の補助金が県補助から国庫補助として採択されたもので、7目教育費国庫補助金、2節小学校費補助金は、六ツ美北部小学校分離新設用地取得事業におきまして、3年分割が単年度補助への制度改正により繰り上げられたものでございます。3節中学校費補助金は、福岡中学校校舎屋内運動場及び柔剣道場等の認定変更による単価の増等によるものでございます。6節社会教育費補助金は、長寿化対策事業費等の減及び社会教育活動総合事業費の増額によるものでございます。 おめくりいただきまして、3項1目民生費委託金は、人勧等による人件費の変更に伴う基礎年金事務取扱交付金の増額でございます。 次に、12款県支出金、1項1目民生費県負担金、1節社会福祉費負担金は、福祉の村、そだちの家増築事業において、国庫負担金への変更等によるもので、2節児童福祉費負担金は、事業費の増に伴う母子寮措置費負担金の増、3節生活保護費負担金は、被保護人員の増に伴うものでございます。 おめくりいただきまして、2項2目民生費県補助金は、診療報酬の改正による医療費件数の増に伴う障害者医療費補助金の増額及び法改正による付添看護医療費の廃止によります老人医療費補助金の減額などでございます。 4目1節農業費補助金の増額は、水田営農活性化対策関係の補助金、3節林業費補助金は、林道桑谷蒲郡線の追加内示によるものでございます。 7目消防費県補助金は、国庫補助金として採択されたため、県費補助金の方を減額するものでございます。 8目教育費県補助金は、ともに補助金の内示に伴う細かい各種の補助金の補正を行っております。 おめくりいただきまして、3項1目1節総務管理費委託金、4節戸籍住民基本台帳費委託金は、それぞれ決定によるもの。5節選挙費委託金は、県議会議員選挙費の平成6年度分の執行委託金でございます。 4目農林業費委託金は、米穀流通対策費の交付金等の増額によるものでございます。 4項1目市町村委譲事務交付金は、確定によるものでございます。 おめくりいただきまして、13款財産収入、1項2目利子及び配当金の減額につきましては、財政調整基金を初め各種の基金につきまして、貸付信託配当率などのレートの低下に伴う利子収入の減額補正でございます。 2項1目1節土地売払収入は、仮称サンピア岡崎の売払金額決定による500万円の増額及び不用となった導水路敷地の売り払いなどで、3節は立木の売り払いでございます。 2目物品売払収入は、美術館の特別企画展の図録等の売り払い増に伴うものでございます。 おめくりいただきまして、14款寄附金、1項2目総務費寄附金は、姉妹都市交流事業に対しますところの300万円の寄附金でございます。 3目1節社会福祉費寄附金、寄附金212万円は7件分でございまして、福祉基金への積み立てをするもの。また、2節児童福祉費寄附金は、遺児激励会に対するものでございます。 それから、15款繰入金、2項1目3節地域福祉基金繰入金の減につきましては、レートの低下によるもの。また、5節公園施設整備基金繰入金は、補助採択による補助金の増により、それぞれ基金の取崩額の減額補正をいたしております。 おめくりいただきまして、16款繰越金は、前年度からの繰越金の使用でございます。 17款諸収入、5項1目競艇事業収入は、競艇事業収入の減に伴うものでございます。 おめくりいただきまして、6項3目雑入、1節全国市有物件災害共済会等配分金収入は、正味財産増加額の配分によるもので、2節保険金収入は、建物共済金3件分の収入及び総代会委託の草刈り中の事故による200万円の収入などでございます。4節雇用保険個人負担金収入は、人員の減等によるもの。32節の入場料収入は、美術館の特別企画展の入場者の大幅増によるものでございます。35節の雑入は、美術展目録売払等手数料収入及び生活保護費返還金収入でございます。 おめくりいただきまして、18款市債でございます。1項1目民生債は、地域福祉センター建設事業の借入金の増額及びそだちの家の増築工事の内容変更等による減額を。 また、3目土木債、1節河川債は、六名貯留池に係るものでございます。2節都市計画債は、井内新村線事業に係る起債充当率の変更によるもの。3節公園緑地債は、中央総合公園1号園路が補助対象となったことによる増額でございます。4節住宅債は、北羽根荘建てかえ事業の今年度分の補助裏起債でございます。5節臨時河川等整備債は、渡橋河川緑地の整備でございまして、7節臨時地方道整備債は、岡崎駅東土地区画整理事業の換地設計等に係るものでございます。 4目消防債は、国県補助金の確定により減額を、また5目教育債の1節小学校債は、六ツ美北部小学校分離新設用地取得事業の補助基本額の減額でございます。また、2節中学校債は、福岡中学校校舎移転新築事業に係る補助基本額及び起債充当率の拡大によるものでございます。これにより、予算規模に対します市債の構成比につきましては、10.5%となるものでございます。 なお、減税補てん債の36億2,000万円を除きますと、この依存度、構成比につきましては、6.8%となるものでございます。 以上で、歳入歳出予算の補正の御説明を終わりまして、次に補正予算議案の第2条の関係の継続費の補正につきまして御説明をいたしますので、説明書の118ページをお願いいたしたいと思います。 3款民生費、地域福祉センター建設事業、それからおめくりいただきまして、8款土木費、稲熊橋建設事業、さらにもう1枚おめくりいただきまして、岡崎中央総合公園テニスコート(クラブハウス)の建設事業につきましては、これはすべて事業費の確定により、年割り額とその財源内訳をそれぞれ変更いたすものでございます。 125ページでございます。議案第3条繰越明許費の補正の関係でございます。10款教育費は、福岡中学校校舎等の移転新築事業に係るものでございまして、現在の校舎等の解体工事が、年度内では工事期間が短く、完成が見込まれないため、平成7年度に繰越明許をお願いするものでございます。 おめくりいただきまして、126ページでございます。議案の第4条の債務負担行為の補正に係るものでございます。 初めの道路整備事業に要する経費でございますが、これは、一昨年度からお願いいたしておりますところの景気対策として本市の単独事業の翌年度事業の一部を前倒し発注いたしまして、工事の年度内平準化を図るものでございまして、いわゆるゼロ市債として道路整備に、今回は前年度よりも5,000万円を上乗せさせていただきまして、3億5,000万円の限度額でもって債務負担行為をお願い申し上げるものでございます。 次は、市営住宅北羽根荘の建てかえに伴うものでございまして、これは、国庫債務負担行為として採択内示の新年度分の98%の事業費でございます。 それから、中学校屋内運動場、柔剣道場建設工事に伴う設計及び地質調査業務に要する経費につきましては、東海中学校のものでございます。 その下の中学校プール建設に要する経費は、福岡中学校の移転新築に伴うもので、それぞれ本年度内に契約をし、平成7年度中に完成をするため、お願いを申し上げるものでございます。 おめくりいただきまして、128、129のところをお願いいたします。議案書の第5条の地方債補正の関係でございまして、これにつきましては、歳入の市債のところで御説明を申し上げた起債の補正につきまして、起債区分ごとにまとめた調書でございます。129ページの計欄の一番右下の欄のように、平成6年度末現在高見込み額が543億9,122万9,000円となるものでございます。 以上で、一般会計の補正予算の説明を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(河澄亨君) 次、第138号議案及び第139号議案、下水道部次長。 ◎下水道部次長(香村治君) 議案書の51ページをお願いいたします。第138号議案「平成6年度岡崎市下水道特別会計補正予算(第5号)」について御説明申し上げます。 第1条は、歳入歳出予算をそれぞれ8,768万7,000円追加し、歳入歳出の総額をそれぞれ96億7,463万円とするものでございます。 第2条は債務負担行為の補正でございまして、55ページの第2表のとおり、限度額を2億5,000万円追加するものでございます。 第3条は地方債の補正でございまして、56ページの第3表に記載のとおり、限度額を33億8,660万円に変更するものでございます。 歳出から説明を申し上げますので、補正予算説明書の140ページをお願いいたします。 1款1項1目一般管理費、2節から4節までは人件費の補正でございます。19節負担金補助及び交付金につきましては、受益者負担金の徴収事務に係る納税組合への交付金の増額によるものでございます。 2款1項1目下水処理場費は、人件費の補正でございます。 おめくりいただきまして、3款1項1目は、国庫補助事業の追加内示による工事請負費の増額及び受益者負担金の増額による財源補正でございます。 次に、歳入を御説明申し上げますので、134ページにお戻りください。 1款1項1目都市計画公共下水道受益者負担金につきましては、面整備の増加や徴収猶予の解除に伴う増額によるものでございます。 3款1項1目は、国庫補助事業の内示による補正でございます。 おめくりいただきまして、6款1項1目は、補正に伴う一般会計からの繰入金の減額でございます。 8款3項1目の雑入につきましては、前年度決算における消費税の還付金でございます。 おめくりいただきまして、9款1項1目下水道債につきましては、国庫補助事業費の増額による起債枠の追加補正でございます。これによりまして、152ページ記載の地方債調書のとおり、平成6年度末現在高見込みは230億5,909万9,000円になるものでございます。 引き続きまして、議案書59ページをお願いいたします。第139号議案「平成6年度岡崎市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)」について御説明申し上げます。 第1条は、歳入歳出予算をそれぞれ932万円追加し、歳入歳出の総額をそれぞれ7億5,727万7,000円とするものでございます。 第2条は地方債の補正でございまして、62ページの第2表のとおり、限度額を1億5,780万円に変更するものでございます。 歳出から説明申し上げますので、補正予算説明書の160ページをお願いいたします。 1款1項1目一般管理費は、人件費の補正でございます。 2款1項1目施設建設費につきましては、13節委託料を減額し、15節の工事請負費及び22節の水道管移設補償金を増額補正し、工事の進捗を図るものでございます。財源内訳につきましては、国県支出金及び地方債を減額する財源補正でございまして、これにより169ページにあります地方債調書のとおり平成6年度末現在高見込みは3億5,560万円となるものでございます。 おめくりいただきまして、3款1項1目は、5年度発行分の地方債利子の確定に伴う補正でございます。 次に、歳入について御説明申し上げますので、156ページへお戻りください。 2款1項1目は、農業集落排水事業県補助金の減額でございます。 3款1項1目は、補正に伴う一般会計からの繰入金の増額でございます。 おめくりいただきまして、5款1項1目は、農業集落排水事業費の借入金の減額でございます。 以上でございます。 ○議長(河澄亨君) 次、第140号議案、経済部長。 ◎経済部長(原田久夫君) 議案書の65ページをお願いいたします。平成6年第140号議案「平成6年度岡崎市競艇事業特別会計補正予算(第1号)」について御説明申し上げます。 歳入歳出予算の総額については、変わりありませんが、歳出内容の変更によるものでございます。 補正予算説明書の174ページをお開きください。歳出の1款1項1目、これは人件費の補正でございます。 3款1項1目一般会計繰出金は、人件費補正同額を減額するものでございます。 ○議長(河澄亨君) 次、第141号議案、市民部長。 ◎市民部長(小嶋照男君) 議案書の69ページをお願いいたします。第141号議案「平成6年度岡崎市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)」について御説明を申し上げます。 今回の補正は、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ687万3,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ129億2,827万6,000円とするものでございます。 歳出から御説明申し上げますので、補正予算説明書の192ページをお願いいたします。歳出、1款1項1目一般管理費及び2項1目賦課徴収費は、人件費の補正でございます。 おめくりいただきまして、3項1目運営協議会費は、国保制度改正に伴い、運営協議会の開催回数増のための委員報酬でございます。 2款1項1目一般被保険者療養給付費は、保険料の歳入減に伴う財源更正で、2目退職被保険者等療養給付費は、給付実績に伴う増額でございます。 3目一般被保険者療養費及び4目退職被保険者等療養費の減額は、国保制度の改正に伴い、次のページの2項の移送費に組み替えるものでございます。 おめくりいただきまして、2項4目退職被保険者等高額療養費は、実績に伴う増額でございます。 6目一般被保険者移送費及び7目退職被保険者等移送費は、さきの1項3目及び4目より組み替えたものでございます。 3款1項1目老人保健医療費拠出金及び2目老人保健事業費拠出金は、拠出金額の確定に伴い補正をするものでございます。 おめくりいただきまして、6款1項1目国民健康保険財政調整基金費は、運用利率の変更により補正するものでございます。 7款1項3目償還金は、前年度の療養給付費等国庫負担金の確定による返納金でございます。 次に、歳入の御説明を申し上げますので、184ページにお戻りください。歳入、1款1項1目一般被保険者保険料の1節現年分は、前年度繰越金を保険料算定に繰り入れたこと等により減額するものでございます。 5款1項1目事務費国庫負担金及び2目療養給付費等国庫負担金は、国の負担金確定に伴い減額するものでございます。 おめくりいただきまして、2項1目特別対策費補助金は、収納率向上特別対策事業補助金の交付決定に伴うものでございます。 6款1項1目療養給付費交付金は、前年度の退職被保険者と医療費交付金の精算額確定により補正するものでございます。 おめくりいただきまして、9款1項1目利子及び配当金は、利率の変更により減額するものでございます。 10款1項1目一般会計繰入金、2節職員給与費等繰入金は、収納率向上特別対策費補助金の交付決定等に伴い減額するもので、5節その他一般会計繰入金は、事務費国庫負担金の決定等により増額するものでございます。 おめくりいただきまして、11款1項2目その他繰越金は、前年度決算剰余金から繰り入れるものでございます。 以上でございます。 ○議長(河澄亨君) 次、第142号議案、福祉部長。 ◎福祉部長(杉山信平君) 議案書の73ページをお願いいたします。平成6年第142号議案「平成6年度岡崎市老人保健特別会計補正予算(第1号)」について御説明を申し上げます。 今回の補正は、平成5年度の医療費等給付額の確定に伴う交付金、負担金等の精算を行うための補正でございまして、歳入歳出それぞれ632万9,000円を追加いたしまして、予算の総額を141億5,296万円といたすものでございます。 歳出から御説明申し上げますので、説明書の212ページをお願いいたします。1款1項1目医療給付費は、平成5年度の医療費等の確定による支払い基金交付金の超過交付額の精算をするため、平成6年度の交付額から2,508万4,000円の相殺、及び平成5年度国庫負担金の確定による追加交付額918万円の財源更正を行うものでございます。 2款1項1目償還金及び還付加算金、23節償還金利子及び割引料は、平成5年度分の医療費等の給付額に伴い、現負担金の精算をするもので、概算で交付されました額が精算確定額を超過したため、その超過交付額の632万9,000円を増額補正し、県に返戻するものでございます。 次に、歳入について御説明いたしますので、208ページへお戻り願います。1款1項1目医療費交付金でございますが、平成5年度の医療費等の確定による支払い基金交付金の超過額の精算を、平成6年度分の支払い基金交付金と相殺したため、2,508万4,000円を減額するものでございます。 2目審査支払費交付金につきましても、審査支払い件数の確定に伴い、1目と同趣旨で48万円の減額をするものでございます。 2款1項1目医療費国庫負担金、2節過年度分医療費負担金でございますが、平成5年度の医療費等の確定による国庫負担金の追加交付額918万円を計上させていただいたものでございます。 おめくりいただきまして、4款1項1目一般会計繰入金、1節一般会計繰入金については、平成5年度決算において国庫負担金の不足額918万円を一般会計繰入金で補てんしたものを、平成6年度において国庫負担金の平成5年度分追加交付額があったことに伴い減額するものでございます。 5款1項1目繰越金、1節前年度繰越金は、平成5年度の医療費等の確定に伴い、平成5年度決算で生じた剰余金3,189万3,000円を繰り入れるものでございます。 以上でございます。 ○議長(河澄亨君) 次、第143号議案、税務部長。 ◎税務部長(深津仁史君) 議案書の77ページをお願いいたします。平成6年第143号議案「平成6年度岡崎市証紙収入特別会計補正予算(第1号)」について御説明申し上げます。 今回の補正は、2,001万2,000円を追加いたしまして、補正後の額を、歳入歳出それぞれ1億8,093万4,000円といたすものでございます。 歳出から説明いたしますので、説明書の220ページをお願いいたします。1款1項2目28節繰出金は、証紙収入の増加が見込まれるため、補正計上するものでございます。 2款1項1目予備費は、前年度決算剰余金を予備費へ繰り入れるため、補正計上するものでございます。 次に、歳入について御説明いたしますので、前のページへお戻りいただきたいと思います。1款1項1目証紙収入は、歳出と同額を補正するものでございます。 2款1項1目繰越金は、歳出で説明いたしました前年度繰越金を繰り入れるため補正いたすものでございます。 ○議長(河澄亨君) 次、第144号議案、下水道部次長。 ◎下水道部次長(香村治君) 議案書の81ページをお願いいたします。第144号議案「平成6年度岡崎市地域汚水処理施設特別会計補正予算(第1号)」について御説明申し上げます。 第1条は、歳入歳出をそれぞれ110万3,000円追加し、歳入歳出の総額をそれぞれ2億362万円とするものでございます。 歳出から御説明申し上げますので、説明書の228ページをお願いいたします。1款1項1目一般管理費は、人件費の補正でございます。 次に、歳入を御説明申し上げますので、226ページへお戻りください。2款1項1目は、人件費の補正に伴う一般会計からの繰入金の増額でございます。 以上でございます。 ○議長(河澄亨君) 次、第145号議案、市立岡崎病院事務局長。 ◎市立岡崎病院事務局長(浅井勲君) 議案書の85ページをお願いいたします。平成6年第145号議案「平成6年度岡崎市病院事業会計補正予算(第2号)」につきまして御説明申し上げます。 第1条は総則でございます。 第2条にまいりまして、業務の予定量の補正でございます。(2)の年間延べ患者数につきまして、入院を1,825人減らしまして、総数を17万7,025人に、外来を9,485人ふやしまして、総数を35万9,075人に改めさせていただくものでございます。 (3)の1日平均患者数につきましても、入院、1日平均485人、外来を1,325人に補正させていただくものでございます。 次に、(4)の主要な建設改良事業につきましては、病院建設の事業費を8,182万7,000円増額いたしまして、事業費の総額を7億6,052万8,000円に改めさせていただくものでございます。 次に、第3条収益的収入及び支出でございます。 収入につきましては、1款病院事業収益を2億7,412万6,000円増額いたしまして、収益の総額を115億6,778万円とさせていただくものでございます。 第1項医業収益にまいりまして、2億7,629万2,000円の増額補正をいたしまして、補正後の額を104億7,404万4,000円とするものでございます。本年度は、診療報酬の改定に伴い、入院、外来ともに平均単価の伸びが見込まれることと、外来患者数の増加見込みによるものでございます。 第2項医業外収益は、216万6,000円の減額補正をいたしまして、補正後の額を10億9,371万6,000円とするものでございます。これにつきましては、企業債償還利息の確定に伴い、一般会計からの負担金を減額いたすものでございます。 支出にまいりまして、1款病院事業費用を1億3,551万7,000円増額補正いたしまして、補正後の額を114億4,279万4,000円とさせていただくものでございます。 第1項医業費用につきましては、人事院勧告、職員数の異動に伴う給与費の減額、収益の増加に伴います材料費、経費の増加等によりまして、1億4,015万5,000円増額補正をいたしまして、補正後の額を111億4,538万3,000円に改めさせていただくものでございます。 第2項医業外費用につきましては、463万8,000円減額いたしまして、補正後の額を2億8,646万7,000円とさせていただくものでございます。これにつきましては、収入で触れました企業債償還利息に係るものが主なものでございます。 続きまして、第4条資本的収入及び支出でございます。1枚おめくりいただきまして、1款資本的収入を476万4,000円増額し、補正後の額を9億6,790万8,000円とさせていただくものでございます。 第1項他会計負担金につきましては、7,726万4,000円増額いたしまして、補正後の額を6億1,606万3,000円とさせていただくものでございます。この内容につきましては、病院移転建設事業の進展により、事業費の増額補正に関連する建設改良費、一般会計負担金の増額及び医療機器整備事業費負担金の増額補正でございます。 第4項企業債は、医療機器整備事業費の見直しにより8,000万円を減額させていただき、補正後の額を2億2,000万円といたすものでございます。 第5項出資金につきましては、病院移転建設事業の振興に伴い、建設用地内の国有地を取得するため、一般会計出資金を730万円増額補正いたしまして、補正後の額を1億3,023万5,000円といたすものでございます。 第6項寄附金につきましては、病院建設のためにと、篤志者から御寄附がございましたことによる補正でございます。 次に、支出にまいりまして、1款資本的支出を8,182万7,000円増額いたしまして、補正後の額を14億6,973万1,000円といたすものでございます。 第1項建設改良費につきましても、同額の補正をいたし、補正後の額を11億1,916万3,000円とするものでございます。これは、先ほど申し上げました病院建設事業費の増額によるものでございます。 御説明が前後して申しわけございませんが、85ページ、第4条の本文括弧書きに戻りまして、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額5億182万3,000円は、建設改良積立金3億円、86ページでございますが、当年度分消費税資本的収支額75万4,000円、及び過年度分損益勘定留保資金2億106万9,000円で補てんいたすものでございます。 第5条企業債にまいりまして、医療機器整備事業費の見直し、確定に伴いまして、起債借入限度額を2億2,000万円に改めるものでございます。 第6条、議会の議決を経なければ流用することのできない経費でございますが、職員給与費につきまして、人事院勧告等により見直しをいたし、2,406万円を減額し、補正後の額を54億4,268万9,000円に改めるものでございます。 第7条は、病院移転建設事業につきまして、用地造成事業の継続費を新たに設定させていただくものでございます。事業費総額13億円、平成6年度から平成8年度の3年度間にわたりましてそれぞれ年割り額を設定させていただき、建設事業計画をさらに推進してまいるものでございます。 続きまして、補正予算の内容につきまして、事項別明細書によりまして御説明させていただきます。補正予算説明書250ページをお願いいたします。 まず、収益的収入及び支出でございます。収益的収入のうち1款1項1目入院収益につきましては、患者数は、当初予定を若干下回る見込みとなりますが、診療報酬の改定により患者平均単価の伸びが見込まれますので、2億957万円の増額補正をいたすものでございます。 1款1項2目外来収益でございますが、入院収益と同様、診療報酬改定に伴う平均単価の増、当初予定に比較いたしまして、1日平均患者数の見込み増によりまして1億1,187万9,000円の増額補正をいたすものでございます。 1款1項3目その他医業収益は、4,515万7,000円の減額補正でございます。内訳につきましては、利用率の上昇によります室料差額収益の増額と、診療報酬の改定に関連するその他医業収益の減額でございます。 1款2項2目他会計負担金につきましては、企業債利息の減額に伴います一般会計負担金の減額補正でございます。 1枚おめくりいただきまして、収益的支出の内容でございます。1款1項1目給与費につきましては、3,929万5,000円の減額補正でございます。内訳につきましては、給料1,973万1,000円の減額補正といたしております。これは、人勧に基づきます給与改定によりまして2,695万6,000円を増額いたしまして、また職員数の減によります4,668万7,000円を減額いたすことによるもので、手当等は3,421万9,000円の減額補正でございます。このうち、制度改正に伴います補正額は、期末手当の改定に伴います減、また職員数の減等に伴う減額補正でございます。法定福利費は、都市共済事業主負担率の引き上げに伴う1,465万5,000円の増額補正でございます。 1款1項2目材料費につきましては、入院・外来収益の伸びに伴いまして、薬品、診療材料の購入量の増加によりまして、1億4,755万6,000円の増額補正をいたすもので、薬品費、診療材料費、それぞれ記載のとおり所要額を増額計上いたしております。 1款1項3目経費につきましては、3,979万8,000円の増額補正でございます。内訳でございますが、光熱水費1,150万6,000円の増額でございます。この夏の猛暑によりまして、空調設備のフル稼働の影響から、電気、水道、ともに使用料が大幅な増となったことがその理由でございます。また、修繕費750万の増額補正につきましては、患者の方々の療養環境を良好なものとするため、施設整備の促進をいたすものでございます。賃借料988万2,000円の増額補正は、在宅酸素療法の患者数見込み増加によります酸素濃縮器借上料が主なものでございます。委託料につきましては、患者数の増加見込みに伴う特殊検査の件数増加によりまして、1,091万円の増額補正をいたすものでございます。 1款1項4目減価償却費につきましては、前年度取得いたしました資産額の確定によるものでございます。 1款2項1目支払利息及び企業債取扱諸費につきましては、企業債借入利率の下落及び一時借入金の見込み額の減少による減額補正でございます。 1枚おめくりいただきまして、1款2項2目繰延勘定償却も、それぞれ償却見込み額の減少に伴う減額補正でございます。 1枚おめくりいただきまして、資本的収入及び支出のうち、まず収入でございます。 1款1項1目一般会計負担金、7,726万4,000円の増額補正でございます。建設改良費負担金の増は、病院移転建設事業の進捗に伴います事業費の増額補正に伴うものでございます。医療機器整備事業費負担金につきましては、起債対象事業費の見直しによるものでございます。 1款4項1目企業債につきましても、同様に対象事業費の見直しによりまして、8,000万円の減額補正でございます。 1款5項1目一般会計出資金につきましては、病院移転建設事業の進展に伴う建設用地区域内の国有地の取得に係るものでございます。 1款6項1目寄附金につきましては、新病院建設に対するものとして御寄附をいただきましたことによる補正でございます。 また、下段の補てん財源につきましても、それぞれ所要額の補正をいたすものでございます。 1枚おめくりいただきまして、資本的支出、1款1項3目病院建設費でございます。補正額8,182万7,000円の増額補正をいたします。その内訳は、給料、手当等法定福利費、これは病院の移転建設事業に係ります人件費で、人事院勧告等に伴う所要額の補正でございます。工事請負費につきましては、建設用地造成事業の本格的着工を目指しまして、継続費の年割り額を含み1,646万9,000円の増額補正をいたすものでございます。土地購入費につきましては、建設用地内の国有地の取得に係るもので、730万円を増額いたし、また国有地取得までの期間必要となります借上料につきましても、所要額の補正をいたすものでございます。補償費につきましては、用地造成事業に関連して、建物移転等の補償のため、4,200万円の補正を、また手数料につきましても、所要額の補正をお願いいたしまして、病院移転建設事業の円滑な進展を図ってまいるものでございます。 以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(河澄亨君) 次、第146号議案、水道局長。 ◎水道局長(番勉司君) 議案書の89ページをお願いいたします。平成6年第146号議案でございますが、議案書に誤字がありますので、恐れ入りますが、御訂正をお願いしたいと思います。 90ページの第5条の企業債の中ほどでございます。補正前の中ほどに「排水管整備事業費」とありますが、この「排水管」を「配水管」と御訂正をお願いいたします。 また、この行から3行下の補正後の中にも同じく「排水管整備事業費」とありますので、同じく「配水管」と御訂正をお願いいたします。 改めまして、89ページをお願いいたします。平成6年第146号議案「平成6年度岡崎市水道事業会計補正予算(第1号)」について御説明申し上げます。 第1条は総則でございます。 第2条は、業務の予定量の補正でございまして、予算2条第4号に定めました主要な建設改良事業の第4期拡張工事の事業費を8億5,723万1,000円に改めさせていただくものでございます。 第3条は、予算第3条に定めました収益的収入及び支出につきまして、支出を862万5,000円減額し、水道事業費用の総額を48億5,266万1,000円といたすものでございます。 第4条は、予算第4条に定めました資本的収入及び支出につきまして、収入を2億6,485万6,000円増額し、資本的収入の総額を16億9,529万8,000円、支出を6,087万3,000円減額し、資本的支出の総額を29億9,460万7,000円とし、補てん財源は、議案書記載のとおり改めさせていただくものでございます。 第5条は、予算5条に定めました起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法のうち、起債の目的、限度額を改めさせていただくものでございます。 第6条は、予算7条に定めました議会の議決を経なければ流用できない経費のうち、職員給与費を13億8,019万3,000円に改めさせていただくものでございます。 補正の内容につきまして御説明申し上げますので、補正予算説明書の272ページをお願いいたします。 初めに、収益的収入及び支出の支出でございます。1款1項1目原水及び浄水費の1節給料から5節報酬までの各節につきましては、職員の異動、給与改定等によります人件費関係の補正でございます。 なお、このほか業務に係ります人件費関係の補正につきましては、2目配水及び給水費から5目総係費までと資本的支出の関係の目にそれぞれ計上いたしてございます。 おめくりいただきまして、2項1目44節企業債利息は、企業債の借入金利率の確定に伴い減額でございます。 おめくりいただきまして、資本的収入及び支出の収入でございます。1款1項1目企業債は、企業債の追加に伴う増額補正でございます。 1款3項1目工事負担金は、受託工事の増加に伴い増額補正でございます。 過年度分損益勘定留保資金、当年度分損益勘定留保資金、当年度分消費税資本的収支調整額につきましては、今回の補正に伴い、補てん財源を調整させていただくものでございます。 おめくりいただきまして、支出でございます。1款1項3目給水施設費、35節施設工事費は、民間開発行為等に伴う配水管の布設工事の増でございます。 1款1項4目水道拡張費、33節土地購入費は、ポンプ場用地購入の取りやめに伴います減額でございます。 以上でございます。 ○議長(河澄亨君) 次、第147号議案、税務部長。 ◎税務部長(深津仁史君) 議案書右肩上の「2」の1ページをおめくり願います。平成6年第147号議案「岡崎市市税条例の一部改正について」御説明申し上げます。 今回の市税条例の改正は、地方税法の一部改正に伴います所要の改正措置を行うもので、この中で、退職所得の分離課税に係る所得割については、平成7年1月1日以降に退職される方には、新しい税率適用区分により納付されることとなるものでございます。 それでは、改正をお願いいたしますものについて随時御説明申し上げます。 第43条の2でございますが、退職所得の分離課税に係る所得割の税率の適用区分を改めるものでございます。 第43条の4につきましては、字句の整備を行うものでございます。 附則第5条につきましては、第2項及び第4項中、「附則別表」を「別表」に改めるものでございます。 別表につきましては、退職所得の分離課税に係る所得割の税率の適用区分を改めるものに伴い、退職所得に係る市民税の特別徴収税額を改めるものでございます。 次に、附則について御説明申し上げますので、11ページをおめくり願います。 第1項につきましては、施行期日を定めたものでございます。 第2項につきましては、市民税の経過措置を定めたものでございます。 改正後の条例の適用は、平成7年1月1日以降からとし、同日前につきましては、従前の例とするものでございます。 以上です。 ○議長(河澄亨君) 次、第148号議案及び第149号議案、消防長。 ◎消防長(中嶋義則君) 13ページをお願いいたします。第148号議案「岡崎市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について」御説明申し上げます。 本案は、消防法及び非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令の一部改正により改正をするものでございまして、消防作業協力者の対象範囲の拡大に伴い、所要の整備を行うものでございます。 附則につきましては、施行日を平成7年1月1日とし、同日から適用いたすものでございます。 続いて、15ページをお願いいたします。第149号議案「岡崎市消防団員等救慰金条例の一部改正について」御説明申し上げます。 本案は、さきに御説明いたしました岡崎市消防団員等公務災害補償条例との整合性を図る必要性から、消防作業協力者に対する救慰金の支給対象範囲を拡大するため、所要の整備を行うものでございます。 附則につきましては、施行日を平成7年1月1日とし、同日から適用いたすものでございます。 以上でございます。 ○議長(河澄亨君) 説明は終わりました。 これより質疑に入ります。 第125号議案、これに御質疑ありませんか。次、第126号議案、御質疑ありませんか。次、第127号議案、御質疑ありませんか。次、第128号議案、御質疑ありませんか。次、第129号議案、御質疑ありませんか。次、第130号議案、御質疑ありませんか。次、第131号議案、御質疑ありませんか。次、第132号議案、御質疑ありませんか。次、第133号議案、御質疑ありませんか。次、第134号議案、御質疑ありませんか。次、第135号議案、御質疑ありませんか。次、第136号議案、御質疑ありませんか。 次に、第137号議案「平成6年度岡崎市一般会計補正予算(第5号)」、歳出より順次款を追って御質疑願います。1款議会費、御質疑ありませんか。2款総務費、御質疑ありませんか。3款民生費、御質疑ありませんか。4款衛生費、御質疑ありませんか。5款労働費、御質疑ありませんか。6款農林業費、御質疑ありませんか。7款商工費、御質疑ありませんか。8款土木費、御質疑ありませんか。9款消防費、御質疑ありませんか。10款教育費、御質疑ありませんか。12款公債費、御質疑ありませんか。13款諸支出金、御質疑ありませんか。 次、歳入に入ります。1款市税、御質疑ありませんか。9款分担金及び負担金、御質疑ありませんか。10款使用料及び手数料、御質疑ありませんか。11款国庫支出金、御質疑ありませんか。12款県支出金、御質疑ありませんか。13款財産収入、御質疑ありませんか。14款寄附金、御質疑ありませんか。15款繰入金、御質疑ありませんか。16款繰越金、御質疑ありませんか。17款諸収入、御質疑ありませんか。18款市債、御質疑ありませんか。 次に、第2条継続費の補正、御質疑ありませんか。次、第3条繰越明許費の補正、御質疑ありませんか。第4条債務負担行為の補正、御質疑ありませんか。第5条地方債の補正、御質疑ありませんか。 次に、第138号議案、御質疑ありませんか。次、第139号議案、御質疑ありませんか。次、第140号議案、御質疑ありませんか。次、第141号議案、御質疑ありませんか。次、第142号議案、御質疑ありませんか。次、第143号議案、御質疑ありませんか。次、第144号議案、御質疑ありませんか。次、第145号議案、御質疑ありませんか。次、第146号議案、御質疑ありませんか。次、第147号議案、御質疑ありませんか。次、第148号議案、御質疑ありませんか。次、第149号議案、御質疑ありませんか。 (以上いずれも「なし」の声あり) ○議長(河澄亨君) 以上で、質疑は終結いたしました。-------------------------------------- ○議長(河澄亨君) 日程第4、委員会付託及び陳情の送付を行います。 第125号議案外24件は、お手元に配付の議案付託表により、また請願3件は請願文書表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。 次に、受理いたしました陳情5件は、所管の委員会あて送付し、審査を依頼します。 なお、委員会の招集につきましては、議案付託表記載の委員会開催日程表のとおりとし、招集通知は各委員長からこれをもってかえる旨の申し出がありましたので、御承知ください。 ○議長(河澄亨君) 以上で本日の議事日程は終了いたしましたので、12月22日午前10時再開することとし、本日はこれにて散会いたします。どうもありがとうございました。             午後2時10分散会 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。         議長   河澄 亨         署名者  鈴木雅美         署名者  小林邦夫...